令和7年度

創立55周年スペシャルイベント(児童会)

「今年は柏八小の創立55周年。何か自分たちで企画して,全校児童のみんなの思い出に残ることをしよう!」

4月,児童会の子どもたちが話し合いを始めました。

その結果,児童会が主催する2つのイベントの開催が決まりました。

第1弾は「55周年記念柏八小スペシャルクイズ大会」でした。

低中高学年のグループ別に,クイズ大会は3回に渡って開催されました。

(児童会の子どもたちは,3回分の問題を考えたということですね…)

大会当日になりました。児童会の子どもたちの司会進行ぶりの素晴らしいこと。

それもそのはず。この子たちは,全校児童の前で数々の舞台を経験してきていますから。

マイクを持っての司会進行ぶりには,余裕すらうかがえました。

児童会の子どもたちは「55周年」にちなんで,柏八小に関係のある内容で全ての問題を作りました。

知恵を絞って考えたその「スペシャル3択クイズ」が難しいのなんの。

 「柏第八小学校は,いつ作られたでしょうか?」

「①昭和46年5月10日 ②昭和46年4月6日 ③昭和46年6月8日」

こんな具合です。全問正解なんて絶対無理!(^^♪

それでも,参加した子どもたちは懸命に考えます。

難問だけに,正解した時の喜びもひとしお。ご覧のとおりです。

自分たちの企画で全校児童に楽しんでもらう。

みんなが楽しむ姿から喜びを感じる。

児童会の子どもたちの活動は,実にレベルの高い自己実現の場となりました。

こちらがクイズ大会終了後の,ふりかえり(反省会)の様子です。

教師は介入しません。(担当教員は,この後ろで見守っています。)

ふりかえりの会も,リーダーの6年生を中心として,子どもたちだけで進めます。

児童会の子どもたちが「自ら企画し,自ら実行し,自ら振り返る」素晴らしいクイズ大会でした。

第2弾は,「55周年記念 キャップアート」でした。

このイベントは,児童会の子どもたちが全校児童に呼びかけ,

色とりどりのペットボトルのキャップを集める作業から始まりました。

夏休み前に呼びかけ,9月には相当量のキャップが集まりました。

次は,キャップアートの元となるデザイン画の募集です。

ここにもまた,児童会の子どもたちのこだわりがありました。

絵には,55周年の「55」の数字,そして柏八小のイメージキャラクターである

「ハッチー」と「8っぴー」を入れることがデザインの条件となっていました。(さすがです…)

1~6年生から集まった応募総数は30点余り。

児童会の子どもたちがその中から6作品を厳選し,全校児童による投票を実施。

ついに,デザイン画が決定しました。

台紙に下絵を描き,色とりどりのキャップを置くのは児童会の仕事。

各クラスから集まった代表の子どもたちが,台紙にキャップを貼り付けていきます。

その様子がこちらです。

6月から準備を始め,取り組んできたキャップアートが,ついに完成しました!

12月の全校朝会で,児童会の子どもたちによる全校児童へのお披露目がありました。

完成した作品は1作品ずつ,それぞれ昇降口の壁に飾りました。

(ご来校の際は,是非ご覧になってください!)

この子どもたちが,我が柏八小が誇る児童会のメンバーです。

「みんなのために,柏八小のために,自分たちの力でできることはないか」

その思いから,2つのイベントを成し遂げた子どもたち。

その喜びと自信,満足感が,笑顔の中に光っていますね。

児童会の皆さん,これからも柏八小のリーダーとして全校児童を引っ張っていってください!

最後に,児童会の子どもたちからのメッセージです。

「キャップアートに協力してくれた全校の皆さん。ありがとうございました。おかげで素晴らしい作品ができました。」