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遊びの原点(こどもルーム)
この写真を見てください。
実はこれ,こどもルームの子どもたちの放課後の様子です。
ルームでは,勉強の時間と共に,遊びの時間も組み入れられています。
こうして子どもたちは,時間になると思い思いの遊びに興じています。
こどもルームでは異年齢の子どもたちが共に生活を送っています。
遊びも同様です。違う学年の子どもたちが同じ遊びの輪の中にいます。
これって,今ではとても珍しい風景かもしれませんね。
こちらでは,1,2年生の女の子たちが長なわで遊んでいました。
2年生はさすがです。ビュンビュンと回っている長なわに,いとも簡単に入り,跳んでいました。
さあ,1年生の番です。しかし,いくら待っても1年生はなわの中に入っていけません。
2年生はなわを回すのを止めて,1年生に聞きました。
「まだ,回している中には入れない?」
1年生の子が「うん」と頷きます。
すると2年生の子がこう言いました。
「じゃあ,『ゆうびんやさん』ならできる?」
嬉しそうに1年生の子が頷きます。
すぐに「ゆうびんやさん」が始まりました。
「ゆーびんやさん。おとしもの。ひろってあげましょ1まい,2まい…」
2年生が長なわを回して,1年生がなわを跳んで。実に楽しそうです。
しかし,落し物は「3枚」でストップ。1年生の子がなわに引っ掛かりました。
すると2年生の子が言いました。
「すごいよ,『3まい』も跳べたね。もう1回やろう!」
私はこのやり取りを見て,「なんて素敵な光景だろう」と思いました。
年上の2年生が,年下の1年生に配慮しながら,一緒に楽しく遊んでいる姿。
それは,現代の子どもの世界からは失われつつあるものかもしれません。
子どもの遊びは,社会性とコミュニケーション力を育てる大切な時間です。
こどもルームには携帯電話もゲーム機もありません。
だからこそ,このような「子どもの成長につながる遊び」の光景が広がるのでしょう。
ルームの子どもたちの姿に,「遊びの原点」を見る思いがしました。
名札の購入については,以下のファイルをご確認ください。