令和6年度

めざす教師像…

理想のないところに教育は成り立たない。私はそう考えています。

どんなに忙しくとも,どんなトラブルに見舞われようとも,依って立つ理想があるからこそ,

教師は大きくぶれることなく,子どもたちの指導支援にあたることができるのだと思います。

昨日は,教職員全員が集まり,ワークショップを開きました。

テーマは我々教職員が「めざす教師像」についてです。

私たち教員にとって,どのような教師が理想なのか。私たちはどのような教師を目指そうとしてるのか。

また,子どもたちや保護者の皆さんは,どのような教師を求めているのか。

双方から見た「理想」について語り合いました。 

さて,どんな様子だったのでしょうか。のぞいてみましょう。

「誠実な教師」「常に笑顔で元気な教師」「子ども一人一人を大切にする教師」

「子どもの目線で考えることができる教師」「子どもの気持ちを理解し寄り添える教師」

「子どもと話し,向き合える教師」「やさしさと,毅然とした厳しさを兼ね備えた教師」

「子どもを自立に導くことのできる教師」「子どもを認めほめることのできる教師」

「みんな違ってみんないいと思える教師」「子どもに対して『ありがとう』『ごめんね』が言える」

「子どもの意欲を引き出せる教師」「『やりなさい』ではなく『やってみよう』と思わせる教師」

「こんな大人になりたいと思わせる教師」「子どもに安心感を与えることのできる教師」

「子どもの秘めた力に気づき,伸ばしてくれる教師」「『明日も会いたいな』と子どもに思われる教師」

「授業が楽しく授業で勝負できる教師」「授業で子どもを笑顔にし,心を育てる教師」

「笑顔の素敵な教師」「人間味があり完ぺきではない教師」「小さなことでも保護者に報告してくれる先生」

「たくさん我が子を認めほめてくれる先生」「親の知らない新しい一面(子どもの魅力)に気づかせてくれる先生」

「『できた』を増やしてくれる先生」「ダメな時はしっかり叱ってくれる先生」

「気軽に相談に乗ってくれて,真摯に対応してくれる先生」「子どもの成長を明確に(保護者に)伝えられる先生」

これは,話し合いの中で出された意見のほんの一部です。

実に様々な教師像が浮かび上がってきました。

柏第八小学校の職員は,心の中でこんな教師になりたいと思いながら,

日々子どもたちの教育に当たっているのだということがよくわかりました。

これは,それぞれのグループで出された意見を,職員全体で共有している場面です。

 ここから,柏第八小学校の「めざす教師像」を絞り込んでいきました。

各グループで絞り込まれた意見を黒板にはり出し,共通項でまとめていきます。

教頭先生が司会をする中,様々な意見が飛び交いました。

そしてついに,今年度柏第八小学校の教職員が「めざす教師像」が決定しました。

①「笑顔の教師」

②「人間味ある教師」

③「寄りそう教師」

やはり教師に1番大切なのは,豊かな人間性だということなのでしょう。

「子どもたちを前にして,人としてどうあるべきか」という視点に立った理想像が完成したようです。

たしかに,こんな先生たちばかりなら,柏第八小学校は素敵な学校になること間違いなしですね。

子どもたちも先生を信頼し,安心した中でのびのびと活動できることでしょう。

今日,このような形で我々が目指すべき姿を報告させていただきました。

教職員みんなで心を合わせて,自分たちで決めた「めざす教師像」に向けて歩んでいきたいと思います。