令和6年度

器が人を育てる…

器が人を育てるということがあります。

その役割につくことで,責任感や自覚が生まれ,それまでにない意志の強さや,行動力を示したり…

学校には,「本人のやる気さえあれば」様々な役割につき,自分の力を発揮することができます。

学級委員という役割もその一つです。なにしろ,学級を代表する大役ですから。

昨日は,第1学期の学級委員の任命式でした。

任命証をもらう姿にも,かすかな緊張感と「これから頑張るぞ」という高揚感が見て取れました。

任命証を手にした子どもたちに「学級委員としてどんなことをしていきたいですか」と尋ねてみました。

「いじめのないクラスにしたい」「明るくけじめのあるクラスにしたい」

「学級目標を達成できるクラスにしたい」「最高学年として下の学年の手本になるクラスにしたい」

「6年生を支えられるクラスにしたい」

さすがに学級委員に立候補した子どもたちです。

一言尋ねただけで,多くの子どもたちからたくさんの答えが返ってきました。

皆やる気で目が輝いていました。

学校は失敗するところです。何度チャレンジして,何度失敗してもいい。

失敗の数だけ学びがあるからです。

学級委員という器が,子どもたちを一回り成長させてくれることでしょう。

活躍を祈ります。