令和6年度

読み聞かせの世界

今日は「読み聞かせボランティア」の皆さんが、3年生の子どもたちに本を読んでくださいました。

子どもたちは釘付けになって、お母様たちの声に耳を傾けます。

スマホ、ゲーム、YouTubeなど、子どもたちは刺激的で情報量の多いメディアに囲まれて育っています。

そんな彼らが、なぜアナログで刺激の乏しい読み聞かせをこれだけ楽しみにしているのでしょうか。

ゲーム機になくて読み聞かせにあるもの。それは、肉声であり、真心であり、ぬくもりです。

子どもたちはそこに魅了されているのだと思います。幼子が子守唄に心地よく身を委ねるように。

我が子が幼い頃、寝かしつける際に、毎日子どもから読み聞かせをせがまれたものです。同じ本を何度も何度も…。

このとおり、子どもたちは読み聞かせの世界にひたり、目を輝かせてお話を楽しんでいます。

「どんなことを思いながら、本を読んでくださっていますか?」

スタッフの方にインタビューしました。

「とにかく本の世界に入り込んで読んでいます。本を通して子どもたちとやりとりをするのもとても楽しいですね。」

「高学年相手ですと、メッセージ性の高い作品を選ぶこともあります。その時は、やはり伝えたいという思いを強く持って読んでいます。」

「今日読んだ本はテンポが大切だったので、昨日しっかり練習しました。楽しんでくれていたら嬉しいですね。次は、落語も読んでみたいです。」

三人三様。皆さん大変魅力的な読み手のお母様たちでした。

本の魅力と共に,お母様方の優しさとぬくもりが感じられる,子どもたちにとって心地よいひと時でした。

「読み聞かせボランティア」では、随時新メンバーを募集中とのことです。この記事をお読みの保護者の皆さんもぜひご参加ください!