お知らせ

12/15 国際理解教育(3年生)

 先週の15日(金)に,3年生対象に国際理解教育を実施いたしました。SYD(公益財団法人)より,2名の講師の方に来ていただいて,「貧困と共に生きる子どもたち」という演題で,フィリピンでのボランティア活動やストリートチルドレンの実態等,DVD視聴も交えながら,話をうかがいました。

 3年生の生徒たちは,長時間になりましたが,とても集中して話を聞いている様子がありました。講師の方々が講演後に校長先生へ,「とても集中していて驚きました!すばらしい3年生ですね。」とお話されていました。

 最後に講師の方へ3年生から質疑応答がありましたが,講師のうちの1名の方が柏市出身であったため,生徒たちは親近感をもって質問をしていました。「どうしてこのような取組みをしようと思ったのか。」「このような活動を何歳くらいの時にしようと決めたのか。」など,進路選択の真っ只中にいる3年生らしい真剣な問いかけがありました。その方が,貧困の中にあるこどもたちを,”見てみぬふりをする”人生ではなく,「”見て見ぬふりはしない・見て見ぬふりはできない”人生と決めたから,活動をしている」とおっしゃった話は大変印象深く感じたようです。

 目の前のことにあせりがちな毎日ですが,世界にも目を向けて色々なことに挑戦してほしいと思います。