2021年11月の記事一覧

3年生の授業参観を実施しました。

   

3年昇降口で検温中です     後方から参観中

連日のコロナ新規感染者数が低いレベルで落ち着いており、昨日は1年5ヶ月ぶりに0人という喜ばしい数値でした。このような状況下、本日午前中、3年生のみ授業参観を実施しました。実に1年生の時以来の授業参観とのことです。1時間の参観者数が10名以下になるように計画していましたので、教室内に保護者が密集するということなく実施できました。

久しぶりに参観してもらった生徒達の心中はわかりませんが、親としては子どもの成長していく姿を見られることは大きな喜びだと思います。次の機会は、次週予定している合唱交歓会です。数日前からオミクロン株という変異株が確認され感染再拡大懸念のニュースが報道されています。来週の実施に影響を及ぼすことがないよう、祈るばかりです。

今回30名弱の保護者の皆様に来校いただきましたが、実施に当たっては、検温チェックにご協力いただきました。また、寒い昇降口で受付をお手伝いいただきました保護者代表の方々、大変助かりました。ありがとうございました。

 (文責 飯田)

苦手科目克服のチャンスが「チーてれ」に!

 

昨日「チーてれスタディーネット(以下「チーてれ」)」という学習動画配信のお知らせプリント(※)を全校生徒に配付しました。「チーてれ」というのは、昨年度コロナ禍で休校措置がとられていた最中、学習機会確保のために、千葉県教育委員会の先生方が中心になって作成してきた授業動画です。1年半の歳月をかけ、ようやく各教科、各単元の動画が完成したとのことです。

千葉県内全ての小中学校の児童生徒が学習できるようにするため、県内で使用されている全ての教科書に合わせて動画が作成されています。それぞれが10分~20分位で視聴できるようになっており、学習プリントも印刷して使用できます。

苦手科目がある人や、理解を深めたい教科がある人にとっては、何度も繰り返し見られることや、動画のスピードを変えながら自分のペースで視聴することができること、中学生でも小学校の学習動画を見ることができるため、誰に気兼ねすることなく、じっくりと学んでいける等の利点があり、大変魅力的です。

せっかくタブレットを持ち帰っているのであれば、「チーてれ」を利用して、苦手科目の克服や理解を深めることに使ってみてはいかがでしょうか。まだできあがったばかりの動画ですので、これを利用すれば学力が身につくという検証結果はありませんが、目先の得点にこだわることなく、主体的な学習習慣を身につけるために役立つことはまちがいありません。ぜひ1度、利用してみることをお勧めします。 (文責 飯田)

※ 配布プリントは、このHP→「おたより」→「伝言板」の中にもあります。

「2年生もすばらしい学年です。」林間学校まとめ集会より

        

発表を聞く生徒達              「メリハリをつけて・・・」         格技場前に整然と並べられた上履き 

今月初旬に実施した2年生の林間学校から、早いもので3週間が経ちました。今日2学年は、これまでに学級や各部会で行ってきた林間学校の振り返りのまとめとして、「林間学校まとめ集会」を実施しました。

各学級や部会での良かった点と反省点、そしてこれからの課題等が全体化されました。時間をきちんと守らねばならないこと、不要な私語に注意すること、挨拶やメリハリある学校生活の重要性等が出されていました。

この集会をすばらしいと思ったのは、林間学校という行事を「楽しむだけ」で終わらせるのではなく、今後の自分たちの生活に生かし、さらに成長していこうとする姿が見られたことです。

生徒達の締めくくりは実行委員長の話でした。林間学校のスローガン「move by yourself」になぞらえて、「自分たち自身が意識して行動しよう。」と主体的な行動を呼びかけていたところです。

3年生が委員会活動や部活動等の第一線から退いている日常ですが、この2年生ならば、立派な3年生が築いてくれた伝統の継承者として、次の四中を任せられると感じました。

(文責 飯田)

    

 

合唱交歓会実施までの道のり

   

   

帰りの会での練習風景です。

 来月上旬に行う「合唱交歓会」の日取りを、本日すくすくメールでお知らせしました。本校体育館で実施する学年毎の発表を、自分のお子さんのクラス発表だけを聴いていただけるように考えています。今まで行ってきた合唱コンクールとは異なる学年毎の取り組みのため、まだ計画を練っている段階です。詳細が、お知らせできるようになりましたら、ご連絡いたします。

 上記画像は、生徒達が帰りの会で一生懸命に練習する風景です。先日も「四中日記」に書きましたが、2年間合唱を行っていなかったブランクは想像以上に大きく、曲を仕上げるのにとても苦労しています。はたして交歓会を実施できるレベルに仕上がるのかどうかが心配です。担任達も生徒と一緒に歌う等、必死です。どうか、仕上がり具合よりも、一生懸命に歌う生徒達の姿を、温かな気持ちでご覧いただきたいと思います。よろしくお願いします。

 計画の中心になっている担当者も、保護者に参観していただくに当たり、「タイムスケジュール」「待機場所」「入れ替え等の案内人材の確保」「動線」「雨天時の傘の扱い」等々、様々なことに頭を悩ましています。今後の計画により、ご協力いただかなくてはならないことも生じてくるかと思いますが、ご理解の上、ご協力をお願いいたします。合唱交歓会当日まで20日程、生徒達の成長を見守っていきます。 (文責 飯田)

 

 

「学びに向かう力、人間性等」(体育の授業より)

    

温かな雰囲気で行われる授業        自分のフォームをタブレットで撮影    振り返りは皆でタブレットに入力

 皆さんは体育の授業をどのようにイメージしますか。1番に思い浮かぶのは各種目の技能向上でしょうか。当然それらはあって然るべきですが、先日、研究授業で行われた3年生の体育にはプラスαがありました。互いに励まし合いパフォーマンスを上げることや、タブレットを使って自分のフォームを確認すること、今日の振り返りを仲間とシェアすること等も行われていました。

 競技種目は陸上競技でしたが、投げるフォームをタブレットで撮影して確認することで、飛距離を伸ばそうとする姿が見られました。授業中には、「できる。できる。」「おしい!」という生徒同士の声かけと共に、「皆の声かけがすばらしい!」という教科担任の声も響いていました。以前の体育とは様変わりしたなと感じています。

 体育ですので、運動量の確保や技能向上は欠かすことができませんが、気持ちの面に対する指導も重要視されるようになっています。これは、新学習指導要領にある「学びに向かう力・人間性等(※)」を育てることの一環でもあります。3年生女子の体育でしたが、とても温かな雰囲気で行われており、このような状況であれば、体育が得意な生徒はもとより、体を動かすことが不得手な生徒達にとっても、取り組みやすい場になると感じました。

※〔学びに向かう力、人間性等〕とは?

令和3年度から全面実施となった「新学習指導要領」にある、生徒に身に付けさせる資質・能力の3つの柱の一つ。具体的には、主体性、自己の感情を統制する力、人間関係を形成する態度、チームワーク、思いやり等々、文部科学省のHPには幅広く記されています。

「学びに向かう力、人間性等」以外の2つは「知識・技能の習得」と「思考力・判断力・表現力の育成」です。

(文責 飯田)