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活動の様子(R04年度)

新時代の幕開け②

昨日までありったけ歌の練習をしてきた生徒達ですが、本日

の朝も歌の練習をしています。昨日の講師の先生から頂いた

「各パートの主張を強く」というアドバイスを意識している

のか、パートに分かれて美しい声を校舎に響かせます。音楽

の授業では昨日までの振り返りや感想を大量に書いていました。

そんな、1日たっても興奮の尾を引く輝秋祭の立役者である

生徒会総務部ですが、3年生は本日の生徒会任命式もって

いよいよ世代交代。受け継いできたバトンを新たな役員達

へと引き継ぎました。今年度は、3年ぶりという肩書の付く

行事が多く、経験者がいない中で舵を取ってきた生徒会達

の苦労と努力は想像もつきません。まさに柏第三中学校に新たな

伝統を築き上げた先駆者といっても過言ではないでしょう。

今までありがとうございました。

また、選挙の運営をしてきた選挙管理委員会の生徒達も

本日をもって任期を満了しました。公正公平な選挙のため

長期間の活動ありがとうございました。

 

 

 

新時代の幕開け

「 新時代 ~それぞれの個性を活かし創り出す新しい輝秋祭~ 」

をスローガンとした今回の輝秋祭。そのスローガンの通り、輝秋祭は

本当に多くの生徒達があらゆる場面で活躍したことで成立していました。

メインである指揮や伴奏は勿論ですが、裏方仕事に徹する生徒会総務部

や歌声委員会の生徒達。学級紹介や楽曲イメージのポスターを作成した

生徒なども、本日の数時間のためにかなりの準備時間を費やしたことと

思います。

午後の文化部の発表も、演奏・美術・ファッション・映像といった、

文化部といってもあらゆる個性が輝く発表でした。1・2年生のみの

メンバーで、見事な演奏をした吹奏楽部。チョークだけで表現したとは

思えない美術部の黒板アート。特に人魚の部分は、どうすれば黒板よりも

黒い色が出せるのか少しも想像できません。1から洋服を作成した家庭科部。

「服を作るとはどういう作業があるのか?」と疑問に思い、自分の着ている

洋服を見てみると、あらゆる場所にミシンをかけた後があります。家庭科部

の成した偉業が一瞬で分かったような気がします。ファッションショーの

最中には、少し照れた様子でポーズを決める初々しい1年生。こういう時

周りの反応が薄いと余計恥ずかしさが増すものですが、3年生の男子から

「かわいい~!!」と大歓声が上がります。3年生男子の明るいという

個性も、発表に1つの彩りを与えていました。コンピューター部の、細部

まで編集された動画は、文句なく芸術品の域に達しています。エンディング

のテロップで、教員の名前の漢字を意図的に本来とは違う漢字に変えていた

という細かすぎる編集には、一体何人の生徒が気付いたのでしょうか?

 今年度の輝秋祭は、令和4年度に在籍する柏三中の生徒にしか創り上げる

ことの出来ない、ナンバーワンでオンリーワンな輝秋祭であったと思います。

確かな練習量からくる確信

いよいよ輝秋祭前日となりましたが、朝から猛練習をする3年2組

の指揮者の口からは「問題発生です」と、音楽担当の教員に相談する

苦悩の声が聞こえてきます。最後の最後まで良いものを求め続ける

あくなき向上心は目を見張るものがあります。

昼休みには、以前紹介した3年5組以外のクラスも自主練習をして

おり、全てのクラスの闘志に火がついている様子がうかがえます。

歌以外にも、文化部の発表練習や小道具の用意など、あらゆる役割

を持つ生徒達が輝秋祭の成功に向けて活動をしていました。

放課後になってもその勢いが衰えることはなく、学級紹介を担当する

生徒は台本なしでスピーチするべく学校に残っています。残っている

生徒達の中には、朝早くから悩んでいた3年2組の生徒達までいました。

ここまで努力を重ねて来た生徒達であれば、既に黒板に「最優秀賞

おめでとう」と明日の勝利を祝うメッセージを残すほどの自信が

あることもうなずくことが出来ます。

 

 

 

10月6日に「市内中学生ビブリオバトル」の本戦出場券を

獲得した2年生の男子生徒。22日土曜日には練習の成果を

存分に発揮した最高の発表で会場を沸かせていました。

生徒がビブリオバトルの題材として選んだ本は、巨大な羆が

登場する「羆嵐」という本でした。作中の羆にも負けないほど

の堂々とした存在感のある発表は、会場だけでなくリモートで

参加する観客の心まで鷲掴みにしたようで、多くの質問を受け

ていました。

多くの観客を惹きつけるスピーチの結果、見事に準チャンプ

の座に輝いた2年生の生徒!!夏休み頃から取り組んでいた

かなりの長期戦であり、1つの作品をここまで追求することは

並大抵のことではありません。生徒の集中力には脱帽です。

 

 

貢献度ナンバーワン?!

体育祭終了後、全校生徒分のゼッケンやハチマキにアイロンがけを

していた家庭科部の生徒達。盛り上がりのピークを終えた行事のため

にここまで貢献することはなかなかできる事ではありません。家庭科

部の貢献はそれだけにとどまらず、今度は全校クラス分のオルガン

カバーまでプレゼントしていました。輝秋祭では自分達の発表がある

にも関わらず、丁寧なラッピングまでする心配りは本当に中学生なのか

疑わしく思います。

来週の残り2回の練習も、家庭科部の真心のおかげで高いモチベーション

を保つことが出来るのではないでしょうか。

全力少年

体育の授業でハンドボールを学ぶ男子生徒ですが、日頃から

部活動で鍛えている影響か体育の授業とは思えないほど迫力

あるプレーをしています。一瞬のスキを突いてボールを奪った

と思えば、素早いパスであっという間にゴール前までボール

を運びシュートを打つという一連の流れが、わずか数十秒間

で展開されており、見ていても飽きることがありません。

キーパーをしている生徒も弾丸のようなシュートを体を張って

止めています。そのたたずまいからは、ボールに怯えている

気配は微塵も感じ取れません。

体育の授業で使用したゴールが残る昼休みの校庭では、これまた

昼休みの遊びには見えないサッカーの試合が始まります。

サッカー部OBの3年生も出場しており、卓越した技術と身体

能力で後輩達の手本となるようなプレーをしていました。

コートの周りには、休み時間まで真剣にプレーをするサッカー

少年達にハートを奪われたのか黄色い声援を送る女生徒もいました。

 

仲間の想いに応える3年5組

3年5組の指揮者と伴奏者は放課後まで教室に残り、歌詞が

書いてある掲示物に注意点を書き加えています。そんな仲間

の努力を知ってか、3年5組は全校で唯一昼休みまでクラス

全体で合唱練習をしていました。それを覗き見た3年1組の

生徒も5組のやる気に触発され、たった4人でも自主練習を

開始。1組の楽曲の特徴は、男女の目の回るような素早い

掛け合いだと思われますが、女子4人だけでも工夫して練習

をしていました。

歌声委員会の生徒達はクラス練習を取り仕切るだけでなく、

本番当日にホールからステージへとスムーズに移動できる

ような席順を考えるという、事務的な仕事まで依頼されて

いました。放課後には生徒指導主任から当日の注意点が

全校放送で説明され、まさに合唱コンクール本番1週間前

という雰囲気が校内には漂っています。

創造主

職員玄関前には、菜の花学級の生徒達が作った、家庭科と美術を

コラボレーションした作品が飾られています。無地の布にワン

ポイント入ったプリントがいい味を出しており、手作業で着色

したとは思えない完成度です。

繊細な作品も作れますが、教室前の廊下には芸術は爆発だとでも

言わんばかりのダイナミックな作品も飾られています。本日も

自分の手を使ったアートを1時間だけで作成しており、あらゆる

技法のノウハウをどんどん吸収しているようでした。

難問

本日から2学期制の後期が始まりました。新学期初日にも

関わらず、輝秋祭を来週に控える生徒会総務部と文化部の

部長達は昼休みにスローガンを決めていました。各クラス

から上がってきたスローガン候補はどれも魅力的なもの

ばかりなので、集まっている代表者達も甲乙つけがたい

様子でした。候補となったスローガンのサブタイトルを

考える際にも「活かす」と「生かす」の漢字が持つわずか

な意味合いの違いにまでこだわっており、輝秋祭にかける

生徒達の情熱が伝わってきました。

伸びしろですね

15日土曜日に行われた東葛駅伝では73校中43位という

結果となりました。メンバー10人の内、1人が1年生・

6人が2年生・3人が3年生という、若いチームであること

を考えると、大健闘したといっても過言ではありません。

今年出場したメンバー達が順当に記録を伸ばしていけば、

来年度には10位入賞も夢ではないのではないでしょうか?

また、周りは受験勉強モードに切り替わっている中、少ない

人数ながら最後まで駅伝部を引っ張ってきた3年生達の姿は

とても立派でした。誰一人出場経験の無い大会でしたが、

3年生達が築いてきたチームだからこそ、ここまでの結果

が出せたという事は言うまでもありません。

 

 

 

 

無念を晴らせ

本日で2学期制の前期が終了するので、唐突のようにも感じますが

終業式や成績表の配付が行われました。成績表を受け取ると、成績

が上がっていたのか「最高です!!」と喜びの声を上げている3年生

もおり、受験に向けて着々と実力を延ばしている様子がうかがえました。

前期の区切りとして2日間の秋休みを満喫したいところですが、明日

に東葛駅伝を控える選手達はそんなことを言ってはいられない状況。

気合と緊張が入り混じっていると思いますが、駅伝壮行会ではユニフォーム

に身をつつんだ立派な姿を全校生徒に披露していました。

今の3年生は、出場する機会すら与えられず、悔し涙を流した先輩達

の姿を見てきた世代かと思われます。在校生だけでなく、歴代の先輩

達の分まで健闘してきてほしいですね。

 

 

中学生に目線を合わせてくれる日本代表

本日は、女子バレーボール日本代表の主将を務めた経験もある

荒木絵里香さんをお招きし「夢~歩んできた道と「支え」の力~」

というテーマで講演をしていただきました。

荒木さんの名前をネットで検索すると、華々しい経歴の数々が

出てきます。一見すると、挫折とは無縁の順風満帆な人生を送って

きたように思えてしまいますが、中学生時代には様々な悩みが

あったとのお話をしてくださいました。本校にはバレーボール部

はありませんが、この話題はあらゆる競技のスポーツマン達の

共感を得たようで、生徒達の感想には「心に残った」「勇気を

貰った」との言葉が多くありました。

部活動や進路など、様々な悩みがありそうな生徒達ですが、今回

の講演を聞いたことで、挑戦してみようという気持ちが芽生えた

のではないでしょうか?生徒達に寄り添い、背中を押してくれる

ような講演をしていただき、ありがとうございました。

 

がぶ飲みドレッシング

スーパーに行くと、全て制覇するにはどれくらいの時間と費用が

かかるのか想像できないほど、多種多様なドレッシングが販売

されています。大量の既製品が出回っているドレッシングですが

1年生は世界に1つだけのオリジナルドレッシングを作っていました。

ドレッシングを作ることが目的であるため、ドレッシングをかける

野菜までは用意されていません。生徒達はドレッシングをそのまま

味見していましたが、手作りという感動も相まってか、「美味しい」

と喜びの声を上げていました。

柏三中の野菜生産の第一人者である菜の花学級の生徒達は、以前の

調理実習では巨大に育った茄子などを使った夏野菜カレーを作って

いました。今度はレタスやほうれん草を育てようと、再び畑の手入れ

をしています。プランターでの栽培もするようで、鉢底石の調達の

ために学校中の石をかき集めていました。これだけ入念な準備をして

いてば、冬も大豊作間違いないのではないでしょうか?

 

 

 

二兎を追う者

少し前から学校長との面接練習が始まった3年生ですが、本日からは

担任との二者面談も始まりました。10月という、今年度の折り返し

地点に突入し、受験が刻一刻と近づいていることが3学年以外にも

伝わってくるようになりました。

そんな受験を意識する時期ではありますが、合唱祭に対しても決して

手を抜かない3年生。二者面談の待ち時間に1人虚空に向かって指揮

をとり、何か気付いたことを楽譜に書き込んでいたり、グランドピアノ

が置いてある教室には、指揮者と伴奏者が放課後にも残って練習をして

いたりと、人知れず努力をしていました。

初の合唱コンクールとなる1年生は歌練習だけでなく、体育館を柏市民

文化会館に見立てて移動の練習もしています。事前に柏市民文化会館

でリハーサルを実施することはないので、本番は本日のシミュレーション

を頼りに動くこととなります。本番当日には、1年生の歌だけでなく

1発勝負の動きにも注目してしまいそうです。

 

みんな違ってみんないい

空の色探しという、なんだかロマンティックなテーマの美術の授業を受けた

1年生。丸の中に水彩色鉛筆で色を付けるというシンプルな工程ですが、

完成した作品は複雑なグラデーションが美しい本格的な芸術品となっています。

同じ空は二度と見れないと言いますが、まさにそれを体現したかのようです。

鳥獣戯画の模写をした3年生の作品も、筆圧により変わる墨の染み込み具合

の違いにより、同じ作品の模写でもどこか違った雰囲気を持っています。

作品完成後にはオリジナルの物語を作成しており、各々が持つ感性の違い

が如実に表れます。この独創的な物語が、模写である作品にオリジナル性を

感じさせるという矛盾を成立させているようにも思います。鉛筆と違い、

ミスをしてもやり直しが出来ない墨汁を使ってここまで書き込み量のある

作品を作る集中力も凄いです。

美しき友情

本日「市内中学生ビブリオバトル」のAブロック予選に出場した

2年生が、見事に本戦への出場権を獲得しました。

並みいる強豪を抑えての出場権獲得ですが、ここに至るまでには、

自分が本を紹介している動画を見ての自己分析や、本番を想定して

の質疑応答練習など、様々な練習をこなしてきました。質疑応答の

練習では、学校代表を決める校内選考に参加した生徒が協力して

くれました。校内選考会では競い合っていた相手に対して快く協力

できる生徒達の清々しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。

決勝でも仲間達の想いを胸に、学校代表として素晴らしいビブリオ

バトルを繰り広げてくれるに違いありません。

 

 

突然ですが問題です

この動画は何年生の何の授業か分かりますか?

遊んでいるように見えますが、磁石を肉食動物・クリップを草食動物

に見立てて食物連鎖を学ぶ3年生の理科です。1つの磁石で3つの

クリップを取って盛り上がったり、磁石を触りすぎて指が黒くなった

ことを伝えてきたりと、3年生の子どもらしい部分が垣間見えて面白く

感じてしまいます。勿論、楽しむだけでなく、投げた磁石の数(肉食獣の数)

とクリップの数(草食獣の数)の統計を取り、食物連鎖について学び

を深めることも忘れていません。

遺伝子の組み合わせによって変化する個体の性質を学ぶ授業では、

フィルムキャップにつめたBB弾を取っては戻す作業を30回繰り返し

メンデルの法則をシミュレートしていました。単調な作業でもコツコツ

と繰り返しデータを集める忍耐力と集中力は、さすが3年生です。

 

 

共同作業

ジャムボードという、各々のタブレットから共通のデータを操作

出来る機能を活かした授業を展開するクラスが多々あります。

(小学生などがよくやる壁新聞をタブレットで作るようなものです)

1年生の理科では、手分けしてまとめた気体の性質について発表

しています。手書きでまとめるとなると、同時に作業できる人数

が限られるため、作成に時間がかかりそうですが、多くの生徒が

同時進行で作業を進めていたため、短い作成時間でも内容の濃い

まとめとなっていました。

菜の花学級では、制服が無かったらどのようなメリット・デメリット

があるか、意見を出し合っています。自分では思いつかないかった

利点が上がってきて、生徒たちの考えもドンドン広がっていった

のではないでしょうか。次の議題を決める際には、「結婚はするか

しないか?」と「一人暮らしをするかしないか?」という、少し先

の問題について生徒は興味を示している様子でした。中学生にして

しっかりとした人生設計があるのかもしれません。

一心

本日から合唱コンクールに向けた特別日程が始まりました。

15分から35分にボリュームアップした帰りの会を活用し

指揮や伴奏も入った本格的な練習をしています。

時間は増えても、グランドピアノが設置されている特別教室

の使用時間は前後半で区切られているので、限られた時間の

中で効率的に練習しようと、練習だけでなく教室の移動から

テキパキと行動をする生徒達。感染症対策のため、背中を向け

合って練習をしていますが、より良い歌を完成させるという

共通の目標のもと、気持ちはしっかりと同じ方向へ向いている

ように感じます。

道徳的な社会科

ホームページの「《動画版》活動の様子」の中には、ドローンを使って

撮影した動画があり、学校の職員でも空撮が出来る便利な時代になった

と実感します。しかし、ドローンが戦争で活用されているというニュース

も見たことがあり、使い方しだいでは良くも悪くもなるのだと考えさせ

られることもあります。

社会科の授業で文化の役割や課題について考える3年生は、一見良いこと

ばかりに思える科学・芸術・宗教などにも、デメリットがないか鋭い視点

でメスを入れていました。3年生ともなると、世界や国内の情勢にも詳しく

なっているようで、様々な課題を挙げていました。

便利な物を素晴らしいものと妄信せず、色々な角度から見ることが出来る

生徒達を見ていると、将来的に日本の文化を正しく導いてくれるのでは

という希望が湧いてきます。

1票の重み

人によっては、朝の駅伝練習が終わるや否や、流した汗もそのままに正装

に着替えて取り組んだ選挙活動。本日はいよいよその成果が試される生徒会

役員選挙の日です。立候補者と推薦責任者は、2人で2分という限られた

演説時間で熱い思いの丈を語っていました。2人で2分間話すというと、

スピーチの時間調整が非常に難しそうに思います。そのうえ本番となると、

緊張もあいまって話す速度が速くなりそうなものですが、多くの候補者が

きっちり2分間でスピーチをまとめるという絶妙なコンビネーションを

見せてくれました。いったいどれほど練習をしたのでしょうか?選挙の結果

関係なしに、全校生徒の前でここまで堂々としたスピーチを出来るだけでも

大変立派なものです。

投票の時間には、柏市の選挙管理委員会から借りて来た、実際の選挙に使われる

投票箱に票を入れました。見た目にもやや重々しく感じる投票箱に、生徒達

も1票に係る責任の重さを感じたのではないでしょうか。

選挙期間前から活動をしていた選挙管理委員会の生徒達は、放課後には最後の

大仕事である集計作業に集中していました。立候補者達の命運を分ける作業

だけあり選挙管理委員会の生徒達も責任を感じているようで、集計に自信が

ない時は票を数えなおしていました。生徒会選挙の成功のため、徹頭徹尾

働いていた選挙管理委員会の生徒達がいたからこそ、無事に選挙が終わった

と言っても過言ではありません。

商品開発は遊びじゃない

3年生が「電電太鼓」「ガラガラ」「魚釣りゲーム」といった

幼児向けのおもちゃで遊んでいます。学校で1番たくましい3年生

に不釣り合いなことをしているように見えますが、これも「幼児

向けのおもちゃに必要な要素を研究する」という目的がある家庭科

の授業の一環です。遊んでいるようで、安全性・耐久性・娯楽性

あらゆる角度から手作りおもちゃを批評していました。

将来的に商品開発などに携わる職業に就く生徒もいる可能性を

考えると、幼児向けのおもちゃで遊ぶことも立派な職業訓練だと

言えそうです。

 

 

意識が変われば行動が変わる

コロナウイルスの出現で、生徒達と職員の感染症対策に対する意識は

過去最高にまで高まっている事と思います。では、地震による災害に

対する意識はどうでしょうか?感染症対策に意識が集中し、東日本大

震災が発生した10数年前よりも疎かになっている可能性もあります。

本日の5時間目終了時にワンポイント避難訓練を実施し、生徒が何処

にいようとも、最適な避難が出来るよう確認をしました。

「教室で地震がおきれば机の下にもぐる」というのは、小学1年生でも

知っている学校の常識なので、生徒が教室にいないような時間を狙った

今回の訓練。廊下や階段で警報が鳴ると、生徒達はどうするか困惑しつつ

も持っている物で頭を守っていました。

訓練後には、自分が最適な行動を取れたかを振り返り、普段は気にせず

歩いている廊下でも、緊急時には思わぬ危険が潜んでいるかもしれない

ことを予測していました。

自分を売れ

合唱コンクールのスローガンを決める2年生は、タブレットを

駆使してクラスの意見を集約してます。司会を務める生徒は、

タブレットを操作しながら会の進行を取り仕切っており、ICT

を活用した会議にもすっかり慣れている様子でした。上がって

くるスローガンも、既存の四字熟語を少しアレンジした物など

オリジナリティとユーモアを感じさせてくれる傑作ばかりでした。

3年生は面接資料を作成しています。静かに自分と向き合う

生徒もいれば、自分よりも自分を知っているであろう友人から

ヒントをもらう生徒もいました。面接本番までにいろいろな視点

から自分の魅力を発見してほしいですね。

明るい選挙

先週は体育祭練習三昧のはずでしたが、いつの間に準備した

のか、今日は朝から生徒会総務部に立候補した生徒達が選挙

活動をしています。まずは名前の売り込みということで、自分

が何の役職に立候補したのかをアピールする立候補者達。

通り過ぎる生徒達もそこまで大きな反応をする訳ではないので

少々気恥ずかしさもありそうですが、候補者・推薦責任者ともに

大きな声を出していました。現場にいる選挙管理委員会も、

特定団体との癒着が無いかを監視するため、朝から仕事をして

いました。

帰りの会では名前だけでなく、生徒会に立候補した意気込みや

マニュフェストを公表し、有権者達にアピールをしていました。

1年生の立候補者は、2年生の先輩のクラスでも堂々と自らの

ビジョンを語っており、既に全校生徒のリーダーとしての風格

を感じさせてくれました。

選挙管理委員会の生徒達は放課後にも資料印刷の仕事に励んで

います。三中の選挙が円滑に進むよう、朝から放課後まで大活躍

です。

世界一カッコいいマスク焼け

「体育祭が出来る喜びを胸に」という選手宣誓から始まった

3年ぶりの体育祭。生徒達は全ての競技に全力で取り組み、

団体競技で最下位になろうとも喜びの声を上げて体育祭を

楽しんでいました。ここまで体育祭が盛り上がったのも、

応援合戦の時のみならず声を絶やすことなく出し続けた応援団

のおかげに他なりません。

勲章物の活躍をした応援団ですが、きっちりと勝敗を分けるのが

体育祭。総合優勝紅組・応援賞紅組という、白組にとっては悔しい

結果となりました。しかし、閉会式後の応援団解散式ではすべてを

出し切った後のガラガラ声で互いの健闘を称え合う応援団の姿が

ありました。練習開始時に白組が作った練習計画プリントには

「白組団員以外閲覧禁止!!」という趣旨の、紅組をライバル視

する文言がありましたが、体育祭の後には互いをリスペクトする

心しか感じられませんでした。紅組団長が言った「白組がいな

ければ体育祭は成り立たない」という言葉を全員が噛みしめて

いたのではないでしょうか。

生徒達の顔にくっきりと残るマスクの跡は、ウイルスと闘いながら

体育祭をやり切った勲章であり、1から新たな伝説を作り出した

証です。

当たり前の裏側

本日は体育祭の予行練習ということで、生徒達は午前中から本番

さながらに競技に熱中していました。

勝負ごとに熱中するのは自然の摂理とも言えるので当たり前ですが

放課後にある係の仕事まで熱中できるのが生徒達の凄いところ。

競技進行の裏方である用具係は、体育祭が進行するという当たり前

を成立させるために細かい気配りをしていました。その他にも、

教員と予行の反省をする実行委員の生徒や、完璧な入退場の演奏

をしているように思えるものの、更に良い演奏を目指して練習する

吹奏楽部などなど、全校生徒が体育祭の成功に向けて活動をしています。

 

粉骨砕身

今週から、朝から放課後まで練習づくめの日々を送る応援団。

さすがに喉を酷使しすぎたのか「喉が痛い」という声も聞こえて

きます。しかし、全校応援の練習になると、そんな素振りは一切

見せず、大きな声で全校生徒を引っ張っています。感染症対策の

ため、応援団以外は声を出していないはずですが、全校生徒で声

を出しているかと勘違いするほどの迫力には驚かされます。

その他にも、応援のリズムを刻む太鼓係の応援団は、達人と呼ぶ

に相応しいレベルのバチさばきをしています。応援旗係の応援団は

旗自体の重さに加え、旗による風の抵抗まで受けながら全力疾走。

応援席1往復だけでも息が切れる重労働ですが、生徒達が綺麗な

ウェーブを作り出すため、練習といえど手を抜くことなく自らの

仕事を全うしていました。

短い準備期間でここまでの応援団に成長する生徒達の力は天晴と

言うしかありません。

 

戦いの火蓋は切られた

体育祭の練習も本格的になり、他クラスと火花を散らしながら

競技に取り組んでいます。1年生の団体競技などでは、ボール

を運ぶのに手間取っているグループが多いと思いきや、後ろから

颯爽と追い抜いてくるグループも存在し、本番前の前哨戦から

焦りを感じているクラスもあるかもしれません。しかし、柏三中

の生徒達であれば、この練習で見つけた課題を残りの4日間で

改善し、学年全体が高い次元の争いをするまでに成長するに

違いありません。

5日で十分?!

いよいよ全体での体育祭練習が始まりましたが、本日

を含めて体育祭まで残り5日しかありません。短い時間

で体育祭の準備をするため、競技の並び方や入退場など、

まずは基礎的なことを集中して覚えていました。

一番覚えることが多そうな応援団は、朝・昼休み・放課後

と日に三度の練習を重ねています。5日間で体育祭の準備

を完璧にすることは、なかなか難しいように思えますが、

熱心に練習している生徒達を見ていると、少しも問題が

無いように思えてしまいます。

また、生徒達が活躍するステージである校庭をPTAの方々が

「除草作業」で整備してくださいました。生徒達がのびのび

と練習に打ち込めるのも、保護者の方の細かい心遣いがあって

の事だと思います。ご協力ありがとうございました。

凄まじい集中力

テスト返却日程である本日は、1日が9時間日程という慌ただしい

時間設定。1つの授業時間は短いですが、1年生のテストですら

入試に出て来た問題と似ているものを出題したようで、将来を見据え

て丁寧に解説をしていました。様々な教科を次々と解説される生徒達

ですが、1日中しっかりと集中して自らの修正点を把握しているよう

に見えました。

昼休みくらいは休みたくもなりそうですが、昨日から始まった生徒会

総務部への立候補受付に足を運ぶ生徒がいます。選挙管理委員会の

初仕事とは思えないほど流暢な説明を聞くと、短い期間でいろいろと

準備をする必要があるようです。自ら進んで多忙な生活へと身を投げ

込む時点で、立候補者の覚悟と学校を導いていこうという強い意志

が感じられます。選挙開始前から柏三中の未来は明るいという確信

を持てました。

 

衰えを知らない3年生

高校への進学というと、生徒達が初めて直面する人生の

分岐点と言っても過言ではないように思います。2年生

は自らの選択肢を広げるべく、調べてきた高校について

パワーポイントで情報交換をしていました。情報を羅列

するだけでなく、配色を工夫したりグラフを挿入したり

するなど、パワーポイントの随所に工夫が見られます。

背景の桜が動くようにアニメーションを設定している

生徒もおり、高校の情報とは関係のない部分でも妥協

することのない発表は、見ていても飽きる事がありません。

放課後には校内の走力自慢の生徒が一同に校庭に集合し

リレーの選手を決めていました。部活動を引退した3年生

ですが、100mのタイムは、13秒前半から12秒程度

の好記録を叩き出す生徒が続出。ゴールの向こうにある

ネットに突撃するほどの勢いで走る姿には、まったく

衰えを感じませんでした。

表現する技術が凄い

1年生と2年生の廊下には、夏休み中に描いてきた非行防止4コマ漫画

が飾られています。生徒達は効果線の使い方が異常に上手く、人と吹き

だしが中心のシンプルな構図でありながら、登場人物の心情の動きがはっきり

と伝わってきます。取り返しのつかない事案にまで発展してしまった、

見る者を戦慄させるダークなオチを付けた作品の最後の一コマは、言葉

よりも強いメッセージを感じました。

開放感

夏休みの期間=テスト勉強期間という、今まででも最も

長いであろうテスト勉強期間も本日の技術家庭科のテスト

をもって終了。ようやく肩の荷が下りた生徒達ですが、

放課後には提出物をとりまとめている姿が見られ、テスト

が終わっても気を抜かずに自分の職務を遂行していました。

その他にも、音楽室では合唱コンクールの説明会が開かれ

家庭科室では運動会の競技係の打ち合わせが行われるなど、

校内のいたる所で学校行事に向け生徒達が奔走しています。

黙々と机に向かう以外の姿が見られ、2学期もいよいよ

本格的に始まったという実感が湧く1日となりました。

テスト期間中も貢献

明日もテストを控える生徒達ですが、選挙管理委員会に

抜擢された生徒は放課後に職員室へ立ち寄り「選挙委員会

だより」の原稿を受け取っていました。勉強も最後の追い

込みという状況の中、追加で仕事が増えていますが、生徒

達は嫌そうな雰囲気を見せずに説明を聞いていました。

忙しくとも、自分の勉強だけでなく学校全体のことを

考えることが出来るのはすごいことではないでしょうか。

美食俱楽部

1年生は家庭科の授業で、夏休みの課題で調べた食べ物

について発表をしていました。

生徒達の研究の切り口は様々で、栄養価・発祥地・類似

した料理との違いなど、目から鱗の情報がてんこ盛り!!

クラスメイトと同じ食べ物を調べていたというケースも

意外と少なく、1回の授業でクラス全体があらゆる食に

精通するようになると言っても過言ではないほど、内容

の濃い発表会となっていました。

縁起のよいスタート

ついに迎えた9月1日は、夏休み中に大活躍した生徒達の表彰から

1日が始まりました。主な表彰は以下の通りとなります。

陸上部 柏市総体

男子共通400m 優勝 1年生1500m 3位

男子4×100mリレー 3位

野球部 柏市総体 優勝  弁天杯 準優勝

卓球部 柏市総体 団体戦優勝 男子ダブルス 優勝/3位

剣道部 柏市総体 女子団体 準優勝

吹奏楽部 千葉県吹奏楽コンクールB部門 金賞

水泳部 柏市総体

200mバタフライ 優勝 100m自由形 3位

柏市中学校英語発表会 スピーチ部門3位

NHK杯全国中学校放送コンテスト朗読部門 出場

レスリング110kg級 千葉県大会 優勝

硬式テニス 千葉県大会4位

 

表彰台である校長室前には、1枚の写真には納まりきらないほど

の行列が出来ていました。

学級活動では、夏休みの思い出ビンゴや思い出川柳に勤しむ生徒達。

来週の月曜日はいきなり前期期末テストが待ち構えていますが、休み

中の対策に抜かりが無かったのか、和やかな雰囲気で久しぶりの学級

活動を楽しんでいるように見えました。

開戦

応援練習2日目の本日。白組の生徒達は、足を大きく蹴り

上げるパフォーマンスをグランドで練習していました。

対する紅組は、室内で動画を確認しながら細かい動きまで

徹底的に確認。全体で動きを合わせた時には、太鼓の音に

合わせて一糸乱れぬパフォーマンスをしていました。その際、

団員の中でも一番身長が高そうな団長が、中腰となる動きに

変わった瞬間には、頭の位置が1年生よりも低くなるほどに

腰を落としていました。気合の入り方が掛け声だけでなく、

体の使い方からも伝わってくるようです。

練習終盤に紅組もグランドへと出てくると、お互い練習に集中

しつつも、相手のパフォーマンスを意識している様子がうかがえ

ました。新学期開始前から、両雄とも火花を散らしています。

想定の範囲外ですよ

掃除の時間がなくなった夏休み中の校内には、目を凝らすと

蜘蛛の巣が出来ていることがあります。そんな汚れた校舎で

新学期を迎えないように、野球部とテニス部の生徒達は廊下

や階段の掃除から教室のゴミ箱回収まで、校舎をピカピカに

していました。全校生徒のため、部として貢献する姿は正に

柏三中の模範と言えます。

応援団の練習は、ついに1・2年生が合流し内容が本格的な

ものとなってきています。3年生の応援団は後輩達より2回

多く練習しているだけですが、見事にリーダーシップを発揮

し練習を引っ張っていました。

白組にいたっては、教師から言われたわけでもなく練習の

予定表を作成し、本番までの活動のビジョンを団員全員に

共有していました。その入念な準備のおかげか、練習初日

からかなり息の合った動きを魅せてくれています。

想像の斜め上を行く生徒達の計画力と成長速度には、応援

団担当の教員も驚くばかりでした。

注文の多い応援合戦

3年生にして、中学校生活初の体育祭に臨む3年生の応援団。

記念すべき活動初日である本日は、30分ほど応援合戦について

説明がありましたが、全員が集中して話を聞いている様子からは

軒並みならぬやる気が感じられました。

説明の内容には「ソーシャルディスタンスに配慮する」「応援席

の声出し禁止」「全校生徒が覚えやすい内容にする」等々、応援

団の初心者に要求するには酷なようにも思えるほどの注文があり

ました。制限のある演出しか出来ないような状況ですが、応援団

の中には不満を漏らしているような様子は一切なく、どうすれば

体育祭を盛り上げることが出来るか協力して考えていました。

活動初日にしてこれほどまでの団結力を見せてくれる3年生の

応援団であれば、十分とは言えない練習期間の中でも、全校生徒

を惹きつけてやまないパフォーマンスを完成させてくれるのでは

ないでしょうか?

 

 

鼓舞

夏休みも残り1週間ほどとなりました。学生であれば「夏休みが終わってしまう・・・」

と落ち込んでしまっても不思議ではなさそうですが、2学期の体育祭に向けて練習をする

吹奏楽の様子を見ると、新学期に対する希望しか無いように思えてしまいます。

校舎に鳴り響く勇ましいメロディーは、学校に来ている生徒だけでなく教員にまで、

無差別に元気をばらまいているといっても過言ではなさそうです。

打つべし

9時頃の卓球部は、卓球台を挟んでラリーをしていました。

少し時間が経過した11時頃にも同じような練習をしており、

2時間近く打ち続ける集中力は凄まじいの一言です。

しかし、よくよく見ると、9時頃はバックハンドしか使って

いなかった1年生が、11時頃にはフォアハンドでラリーを

していました。がむしゃらに打ち続けるだけでなく、自身の

技術の向上を考えながら練習をしているようでした。

2年生は、練習を見に来た卒業生と激しいラリーを繰り広げ

ています。少しでも甘い球を打とうものなら剛速球が返って

くる、一瞬の油断が命取りとなるような練習試合でした。

3年連続県大会に出場してきた先輩達に負けないという意識

が日頃の練習からにじみ出ていました。

 

まるで洋画のワンシーン

昨日から部活動も再開され、夏休みもいよいよ後半を迎えています。

校内では、英語のスピーチコンテストに出場する生徒がALTの教員も

交えて練習しており、学校に少しずつ活気が戻ってきているように

思います。

4分ほどのスピーチを原稿を読まずにスラスラと流す様子からは、

想像を絶するほどの練習をしていることがうかがい知れました。

スピーチが終わり、ALTの教員がアドバイスをしていましたが、

その際は容赦なく英語を使ってきます。並みのリスニング力で

あれば、アドバイスがアドバイスにならないところですが、ALT

の教員と完璧に意思疎通していました。コンテストに参加する生徒

が英文を暗記しているだけでなく、確かな英語力を身に付けている

と確信できた瞬間でした。

なんでも相談室

白っぽい砂利からの照り返しにより、目を開けるのも辛いグランド

ですが、サッカー部は一瞬の油断も許されないような激しい1対1

の練習をしています。チームメートであろうとも手加減していなそうな

体のぶつかり合いは、サッカー部の向上心の高さを表していると言って

も良さそうです。

がむしゃらに熱くプレーをしているように見えますが、今日は室内で

サッカーノートを書き、自らのパフォーマンス向上について考えて

いました。全部埋めるだけでも難しいと思われる「マンダラート」

にも一切の空欄は無し。そこからさらに発展し、具体的な目的達成

の手段まで考えていました。

各々の課題を共通理解する場面では、相手に当たり負けしない体の

使い方などのサッカーの知識は勿論、強い体を作る食事のとり方と

いった家庭科の知識。大勢の場面で緊張しない方法といった、お悩み

相談教室のような内容まで、顧問の教員を交えて会議をしていました。

休憩も練習

8月に入ると総体もほとんどが終わりを迎えているため、

運動部で3年生を見かける機会が減っていますが、柏市

の選抜チームや県のセレクションに声がかかっている

野球部の3年生は、新チームに混ざり汗を流しています。

県大会に出場したチームの代表として、新たなチームでも

大活躍し、更なるチャンスをつかみ取ってほしいですね。

様々な部で、先輩達に追いつこうと練習をしていますが

陸上部では休憩の仕方まで細かいチェックが入っていました。

万全のコンディションを整える力も、選手に求められる

能力の1つということでしょうか。

 

愛に応える者達

菜の花学級が育てている野菜たちですが、夏休み中も人知れず

成長しています。スイカは学校のフェンスを飛び越えた側溝の

中やフェンスに巻き付いたツタから果実を実らせ、ズッキーニは

まるでアマゾンに生息する植物かと思わんばかりに巨大化して

います。

ここまでぐんぐんと成長するのも、土づくりや除草作業など、

地道な作業で愛情を注いだ賜物と言えるのではないでしょうか。

 

待ちきれない

6月初旬から輝秋祭への発表に向け、他の部活動の活動風景を撮影

していたコンピューター部。動画の編集も続々と完了しているようで、

見せてほしいとお願いすると、秘密事項ですと断られてしまいました。

内容を探るため、こんな編集をしているのでは?と質問をすると、

「それは昨年度やったので、やりません!!」との回答。同じネタ

を繰り返さないプロ意識の高さと、自分が安直に思いつく発想の遥か

先を行っているであろう企画構成力にはただただ感心するばかりです。

動画作成以外の活動では、1年生を歓迎する会の部活動紹介の中でも

出て来た「寿司タイピング」に没頭する生徒がいます。部活動紹介では

「得をするだけでも難しい」と評された寿司タイピングですが、1年生

にして既に3,840円も得をしていました。結果を確認するや否や、

間髪入れずに再挑戦する向上心の高さも素晴らしいです。

今や小学1年生の授業でも登場するプログラミングですが、コンピュータ

部の組むプログラミングの複雑さは、授業とは一線を画しています。

キャラクターが上下に揺れる動きをするだけでも、デスクトップの画面に

入りきらないほど膨大な量の命令を出す必要があるそうです。ボーっと

しながらでは作れないと断言できるプログラミングからは、作成者の

集中力と思考力の高さがうかがい知れました。

 

破戒

4月18日の記事で紹介した通り、緑豊かな柏三中は雑草まで

物凄い勢いで成長します。自らの練習場所が雑草に囲まれている

ソフトテニス部は、雑草を抜き、グリーンサンドを撒いてコート

を大掃除していました。暑い中真剣に作業をする姿からは、部活

の時にも「五箇条の御清掃」を意識しているのではないかと思って

しまいます。

そんな真面目なソフトテニス部ですが、練習試合の反省として

「身体と心を整える 試合検証シート」を書いている時には、

三中鉄の掟である「三中トラブル回避術~いじめ根絶宣言~

に反する「自分がされて嫌なことを相手にできたか」に高得点

を付けています。勝負の際には心を鬼にすることの出来る、

気持ちの切り替えの早いソフトテニス部。ノーサイドの精神が

求められるスポーツの世界に適した生徒達と言えそうです。

爽やかな1日

雨の降る音が、少々早すぎるものの目覚まし時計の代わりとなった今朝。

車での通勤ですら億劫になるほどの土砂降りでしたが、大切な勝負を目前

にしている陸上部と野球部は学校に来て練習をしています。

陸上部はラダーを使ったトレーニングで体の使い方を最終確認。湿度が

高く、じっとしているだけで嫌な汗をかく環境ですが、体がなまらない

で疲労もたまらない絶妙な加減の運動をしていました。練習の最後には

千葉県強化指定選手合同合宿のコーチに任命されるほどの名将である陸上

部顧問から「雨はチャンス」との話が。球技などとは違い、数字として

残る記録がある分、競う相手との勝負の行方が予想しやすい陸上競技。

大会ではチャレンジャーとして挑むことになる生徒達ですが、雨の日でも

ベストコンディションを出す方法を知っていれば、トップとの差が縮まる

とのことでした。

陸上部と同じく、野球部も基礎的な練習で体をあたためています。3年生

と後輩がペアになって練習をしていると、3年生が後輩へとアドバイスを

おくる場面がありました。7月21日の記事と内容が重複しますが、相変

わらず気配りを忘れない野球部の生徒達。見ているだけで気持ちのよくなる

野球部の爽やかさは、朝から続く嫌な蒸し暑さを忘れさせてくれるほどです。

新体制

1年生も黄色いユニフォームに袖を通し、パッと見で学年が分からなくなった

男子バスケ部。見た目からして、すっかりと部になじんだ1年生も交え、フル

コートで練習試合をしていました。

学校での試合経験の少ない1年生は、顧問の教員も未だにその実力を測り切れ

ていない未知の存在。新チームとしてスタートしたばかりの1年生にとっては

ただの練習と侮ってはいけないアピールの場といえます。そんな少なからず

プレッシャーのかかりそうな場面ではありますが、見事にゴールを決める場面

もありました。1年生は、先輩に負けないよう切磋琢磨しているようです。

 

 

教師顔負け?!

次の週末にコンクールを控える吹奏楽部は曲の最終調整に燃えています。

曲のクライマックスとなる部分に至っては、何回演奏しているのか

分からないほど繰り返し練習をしていました。大会に近い環境で演奏

しようと体育館へと移動する場面では、1年生が率先して器材の準備。

先輩達をサポートしていました。また、この短期間で演奏メンバーいり

した1年生もいるようで、既に吹奏楽部にとって欠かせない存在と

なっているようです。

昨日、防具が届いた剣道部の1年生。すぐさま先輩達と同じく実戦を

積みたいところでしょうが、2日間にわたり防具の着方について

学んでいます。防具について説明するのは、小学生から剣道を経験

していたゆえに、1年生の頃から指導係を務めていた剣道部の部長。

3回目の説明だけあり、その姿からはベテランの風格がただよって

おり、少し作業が遅れている部員がいれば声をかけるなど、細かい

配慮までしていました。また、胡坐をかいている部員がいれば姿勢

を正すよう注意している姿からは、ただ防具を着せるだけでなく、

武の礼儀や精神まで教えることを目的としていることが伝わって

きました。

師の熱血指導により、念願の防具を装備した1年生は、元気に「面」

と叫びながら打ち込みを始めていました。

夏休まず

夏休みともなると、朝寝坊のひとつでもしたくなるものですが、

本日から活動を開始した特設駅伝部の生徒達は朝の6時30分

から練習を始めています。比較的涼しい時間帯ではありますが

4㎞走り終わった生徒達は汗だくのようで、柄杓からすくった

水を頭から被っていました。本日は初回ということで、走る

距離を控えめにしたそうですが、設定タイムが早いグループでは

3年生に遅れることなく1年生も4㎞を走り切っていました。

期待のルーキーの登場に、駅伝部メンバーたちの闘志にも火

がつくようなスタートとなったのではないでしょうか。

7時頃になると、明日に市内大会決勝を控える野球部の生徒達が

校庭へと到着します。練習することしか頭になくても不思議では

なさそうですが、学校の職員を見かけると、かなり遠くからで

あろうとも、帽子をとり大きな声であいさつをしていました。

3年間の集大成ともいえる時期に、最高のチームへと成長して

いることがうかがい知れました。

夏休めず?

夏の風物詩ともいえる蝉の抜け殻を発見し、ついに夏も本番

ということを視覚で認識した本日の朝。1時間目の授業では

夏休み前最終日らしく、レク的要素のある授業で盛り上がる

生徒達の笑い声が聞こえてきて、聴覚でも夏休みを感じます。

2年生は、2学年担当の教員から出題される「クイズ大会」

でクイズ王の座を争っていました。勉強にちなんだ真面目な

問題から、ツッコミどころのある笑える問題などバラエティー

豊かなクイズに、生徒達は大盛り上がり。問題が映し出される

スクリーンを前のめりになりながら見つめていました。

3年生では、7月14日に紹介した「修学旅行フォトコンテスト」

の結果が発表されていました。日頃からパワーポイントを駆使

した授業を展開する、3学年の社会科担当教員が作った結果発表

のパワーポイントも、心なしか普段の授業よりも演出が凝っていた

ように感じました。大賞に選ばれた作品は「写真のアングル」

「空と建物と紙袋の調和のとれたコントラスト」「遠近感」

「見る者に旅先での思い出を想像させるメッセージ性」等々、

良い部分がいくつもあがる素晴らしい作品。撮影した3年生の

センスが光っていました。

本日を締めくくる夏休み前集会では、様々な大会などで結果

を残した生徒の表彰式が行われました。表彰された生徒の中

には、更に上の大会を控える生徒もおり、夏休みには入りま

したが、まだまだ生徒達の戦いは続きそうです。

 

 

目線を高くする生徒達

日頃から「五箇条の御清掃」に従い、きっちりと掃除をする

生徒達にとっては、あまり意識の違いはないかもしれませんが、

本日は休み前の恒例行事ともいえる大掃除を実施しました。

時間にして50分間というかなりの長丁場でしたが、生徒達

は最後まで掃除に集中。日頃の清掃時間では手が回らない、

天井付近の窓や扇風機までピカピカに磨き上げていました。

特別な部分は勿論ですが、日頃から自分に割り振られている

掃除場所もしっかりと掃除をしています。小さいことかも

しれませんが、最後まで責任を持ってやりきる姿勢は非常に

立派でした。

筆を振って画用紙に絵具を垂らす「ドリッピング技法」を

用いた作品を作っていた菜の花学級は、作品だけでなく廊下

にまで色を付けていましたが、掃除の時間にしっかりと

後片付け。今日の汚れを9月に持ち越すことなく授業を

終えていました。

広がってる

1年生の教室では、夏休みのしおりについて説明しており、学校

の活動も1つの区切りを迎えようとしているように思えます。

しかし、今年度から二期制に変わったことで、前期の期末テスト

が9月の初旬となっているため、夏休みのしおりにはテスト勉強

の計画表が綴じられています。楽しい予定だけでなく、部活に勉強

まで考慮した予定を立てている生徒達にとっては、まだ一区切り

という気持ちでは無い可能性もありそうです。

昼休みには、合唱コンクールのイメージ画についての説明があり、

活動が収束するどころか、更に風呂敷が広がっているようにさえ

思えます。

そんな、常に2ヶ月くらい先を読んで行動している生徒達を象徴

するかのような掲示物を作成しているのは菜の花学級3組。秋を

イメージさせれくれる物が大量に飾られたポスターを既に廊下に

掲示していました。

夏休みまであと1週間となりましたが、まだまだ目標に向かって

努力する生徒達の姿を見ることが出来そうです。

読めますか?

修学旅行学習係の手によって「修学旅行フォトコンテスト」の応募

作品が、先週の金曜放課後に3年生の廊下に貼りだされましたが、

1週間がたとうという本日も応募作品の前には投票者が集まっています。

応募作品は「はんなりで賞」「諧謔で賞」「嫋やかで賞」などなど、

写真のコンセプトにより細分化されています。恐らく授業では習って

いない難読漢字が登場していますが、生徒達は正当なジャッジを

するため、言葉の読み方や意味をしっかり調べながらどの写真に

投票するかを考えていました。

ここまで自分の1票に責任を持っているのも、放課後の時間を使って

までコンテストの準備をした学習係に対してのリスペクトなのでは

ないでしょうか?

ジェントルメン

2日連続の雨ということで、総体前にもかかわらずグランドで練習

が出来ない運動部の生徒達ですが、室内で出来る練習やミーティング

をして勝負に備えています。

筋力トレーニングをするサッカー部は、怪我をしている選手も、

ペットボトルに砂を詰めて作った手づくりのダンベルを使い、

怪我をした場所には負担をかけないように考えてトレーニング。

出来ることが限られている中で最善の練習を考えて実行しています。

また、トレーニングが盛り上がって声が大きくなってくると、どこ

からともなく部長が現れ「コンピュータ部の迷惑になるからボリューム

を下げて!!」と注意をします。大会前で闘志がみなぎっている時期

にも関わらず、他の部活動への配慮を忘れない姿は、紳士のスポーツ

とも呼ばれるサッカーをプレイする者達の手本のように思えます。

日常生活でも発揮されている広い視野は、サッカーの試合にも活か

されてくるのではないでしょうか?

体験談

音楽の授業でトーンチャイムを使い「アメイジンググレイス」を演奏

する菜の花学級ですが、とても息の揃った姿を見せてくれます。

トーンチャイムというと、楽譜を見て自分の順番が来たら音を鳴らせ

ば良いというイメージがありますが、これが意外と難しい!!

音を鳴らす順番が書いてある楽譜を見ていても、今誰がどこの部分を

演奏しているのか判断できなくなることがあります。菜の花学級の

アメイジンググレイスでは、主旋律だけでなく対旋律まで自分達で演奏

しているので、よっぽど楽曲を理解していない限りは、周りの仲間達

と息を合わせるのは難しいと思われます。

しかし、菜の花学級の演奏は、動画の通り誰が聞いても「アメイジンググレイス」

だと分かる域にまで達しています。このレベルであれば、将来結婚式場

で働くことも可能ではないでしょうか?

 

もっている男達

6月30日に実施予定だったものの、熱中症対策のために延期

となっていた体育祭の色決め集会がようやく実施されました。

司会進行を務めるのは日頃から真面目な話を生徒達にすること

が多い本校の生徒指導主任。しかし、本日の生徒指導主任は

団長を呼び出す際、格闘技の選手紹介で有名なレニーハート氏

のオマージュとおぼしき声の出し方をしており、いつもとは

雰囲気が一味違います。

生徒達を盛り上げようという生徒指導主任の気持ちを汲み取って

くれたのか、応援団長の2人も全力で入場パフォーマンスから

色決めの「あっちむいてほい」までやり抜いていました。

会場を盛り上げようという団長の強い熱意が天に届いたのか、

「あっちむいてほい」の2回戦目は7回連続のあいこという

大接戦。本番の熱闘を予感させてくれる素晴らしい展開でした。

今年の3年生は、1年生の頃から感染症対策のため体育祭が中止

となっている、体育祭を1度も経験したことの無い学年ですが、

色を決めるだけでここまで盛り上げることが出来るのであれば、

初めてであろうと体育祭を成功へと導いてくれそうです。

熱い夏が始まる

いよいよ総体を明日に控える陸上・テニス・野球部の生徒達。

疲れが明日に残ってしまうのでは?と心配になるほど、本日

も練習をしていました。

リレーに出場する陸上部の男子生徒は、最高のバトンパスを

実現すべく同じ練習を何度も繰り返しています。練習する

スペースが限られているため、本番さながらの練習は出来ません

が、校庭を何度も往復して練習する姿からは最後の大会にかける

熱意が感じ取れます。

2年生だけで構成される女子リレーのメンバーも同じように

練習に励んでいます。対戦相手は3年生の先輩が多いことが

予想されますが、3年生男子と比べても遜色のないガッツを

見せている2年生であれば、明日の大会でも他校の先輩達に

負けない走りをしてくれそうです。

総体だけでなく、全国中学校放送コンテストの録音を控える

2年生もいます。昼の放送ではその「聞き取りやすさ・間の

置き方・声の抑揚」3拍子揃った美声を披露してくれました。

放送後の昼休みには、アドバイスを求めて学校中の国語科の

教員のもとへと奔走していました。少しでも良い放送を追求

するため、あらゆる意見を貪欲に求める姿は、向上心の化身

と表現する他ありません。

 

 

予測できても微笑ましい

本日は、生徒達の授業中の姿を保護者の方々に見学していただく

学校公開を実施しました。入学してから初の参観日である1年生

のクラスには、特に多くの保護者の方々が集まっていたように

見えました。

ハンバーガーショップの店員に成りきり、英語での接客に挑戦する

1年生は、保護者の方々が見守る中でもはにかむことなく大きな声

で英語を発音していました。複数の英語を組み合わせる「店内で

召し上がりますか?お持ち帰りしますか?」などの難易度の高い

問題は少し自信がなさそうに発音する1年生ですが、「ジンジャ

エール」「コーラ」といった馴染み深い固有名詞が出題された時は

待っていましたと言わんばかりに元気いっぱいに発音していました。

参観していた保護者の方々も予想通りの展開であったと思いますが、

1年生の無邪気さを感じる授業になんだか安心したのではないかと

思われます。

家庭科の授業で、調理実習や裁縫といった技能教科を実施した

菜の花学級では、保護者の方々も授業に協力してくださる様子も

見られました。ほのぼのとした雰囲気に、学校側も家庭の様子を

少しだけ覗かせていただいた気分となりました。

ご来校の際はぜひ

2年生の廊下には、学習部会が開催した林間学校新聞コンテストの

作品が大量に貼り出されています。詳しく調べてある「目から鱗」の新聞

や、林間学校のちょっとしたエピソードが載せてある楽しい新聞。

デザインセンスが秀逸な目を引く新聞などなど、色々な特徴

を持った作品が並んでいます。コンテストに入賞した新聞には折紙

が貼られており、ついついその新聞ばかり見てしまいますが、それ

以外の新聞も良くできているので、隠れた名作を探すのも面白そうに

思ってしまいます。

そんな、調べたことをまとめる力に秀でた2年生の今度の調べ学習

は高校について。各班が別々の高校について調べ、学年全体で情報共有

をするそうです。林間学校新聞なみの力作が再び大量に生まれることに

期待しています。

複数の学年が一緒に活動する菜の花学級では、2年生が高校を調べている

間に、3年生は1人黙々と勉強。凄まじい集中力からは、既に進路を意識

していることが伝わってきます。身近な先輩の意識がここまで高ければ、

菜の花の2年生も自然と進路に対する意識が高まってくるのではないで

しょうか。

 

理想が違う!!

2年生が、3ヶ月間の反省と9月からの改善点を話し合っており、

早くも季節が1つの区切りを迎えようとしていることに気付きます。

話し合いは「生活・清掃・協力・礼儀・笑顔・学習」という6つの

観点から進めていました。授業や清掃に集中している姿を見る限り

満点の評価である5を付けてもよさそうに見えますが、2年生は

自分たちに厳しいのか、清掃は3点・学習は2点を付けている班が

多いように見えました。点が低いということは、まだまだ自分達

には伸びしろがあると判断しているということ。2年生の掲げる

理想の高さに驚かされます。

逆に評価が高かったのは笑顔と協力。ここさえ高ければ最早なにも

言うことは無いように思います。笑顔で協力しながらも、まだまだ

成長できると読み取れるアンケート結果は、全て満点という結果

よりもむしろ良いのではないでしょうか?

同じ土俵に立って気づく凄さ

国語科の教員でも物語を理解するのが難しいと評する「私」という

小説を勉強する3年生。おそらくは、ネットが発達したことで、

個人情報のデータが本人の証明となる現代社会において、個人情報

の捉え方とは?というテーマかと思われます。

3年生は「私」がどのような意味を持つ小説なのか話し合いをして

いる風景を何気なく見ていましたが、ホームページで「私」という

小説を言葉で説明しようとしている今、すらすらと小説について

語り合う3年生の読解力の凄さに気付きました。

 

全校生徒お客様意識0

本日の5時間目にリモート配信による部活動壮行会を実施しました。

ユニフォームに身を包んだ選手の中には、胸に手を当て、見るからに

緊張している様子の生徒もいました。「全校生徒から応援されるだけ」

という意識であれば、このように緊張した様子を見ることは出来ない

のではないでしょうか?学校の代表として、全校生徒へと自らの決意を

伝えるという強い使命感が壮行会が始まる前から伝わってきました。

壮行会が始まると、各部の志の高い目標が次々と発表されます。団体

競技の部活では、自身の持ち味を活かしてチームの勝利へと貢献すると

いう決意表明が多く、3年間の活動の中で、これだけは譲れないという

自分の長所を見つけ出したことが分かります。

日頃学校では活動していない特設部の生徒達の発表では「昨年は県ベスト

8という悔しい結果だった」や「東日本王者に今度は勝ちたい」等々、

聞いているだけでレベルの高い争いをしていることが伝わってきます。

さすが、学校からたった1人だけの出場という、ある種の孤独を感じ

そうな状況を押してまで競技に打ち込む熱意の持ち主たちと言った

ところでしょうか。

選手たちの発表が終わると、配信の会場である1階の技術室まで拍手

が聞こえてきました。これだけでも勇気づけられそうですが、会の最後

には2年生の応援団による大迫力の応援。広い体育館に10人程度で

応援しているとは思えない声量だという感想は、下の動画をご覧になれば

多くの方が共感していただけると思います。

なんとも素晴らしい壮行会でしたが、その裏には生徒会総務部の活躍が

ありました。会の進行から、配信動画の微調整まで、スムーズに壮行会

が実施されるよう、いろいろな配慮をしていました。熱中症対策により

当初の予定とは違った形での壮行会となりましたが、生徒会総務部の

活躍のおかげで一切のアクシデントもなく会が進行されました。

ありがとうございました!!

 

 

 

出来ることをやる生徒達

本日は、体育祭の「色きめ集会」を行いました!!・・・・

と書きたかったのですが、午後2時の時点で校庭での暑さ指数

(WBGT)が高かったため、残念ながら中止となりました。

涼をとるための方法として真っ先に思いつきそうなプールも

コロナ対策のため中止としており、まさに、暑さとウイルスの

板挟みとなっているような印象を受けます。

入水は出来ませんが、体育の授業では水泳について映像教材で

プールサイドは走らないなどの、人類普遍の掟について学習。

中学校生活の中で1度も柏三中のプールに入ることは叶わなかった

3年生ですが、いつかプールに入る時の為、プールのマナーを

しっかりと学んでいました。

忙しそう

昼の放送では、卓球部の部長から総体にかける意気込みや具体的な

日程などが放送され、大会まで残りわずかであることを知った本日。

昼休みには、歌声委員会の3年生が音楽の先生から、自分の

クラスのテノールやソプラノの人数を正確に把握し、それに合った

構成の曲を選ぶという「勝つための選曲方法」について説明を受け

ています。

次に3年生を待っているのは進路説明会。全てのクラスが静まり返った

状態で話を聞いていました。

放課後になっても総行会のリハーサルと、3年生の活動が終わることは

ありません。色々な行事が重なる生徒達ですが、全ての活動に全力で

取り組む姿は本当に立派です。

 

 

同時並行

1年生は、中学校生活初めての校外学習と合唱コンクールの準備

を同時に進めています。いろいろな係に分かれての活動は小学校

でも経験したことと思いますが、公共の交通機関を使用しての

校外学習は恐らく初めての1年生。柏駅から清水公園のルートを

調べるなど、バスを使用した校外学習では心配する必要のない

部分までしっかりとチェックしていました。

昼休みには、廊下に掲示された校外学習のしおりの表紙候補の絵

を見て盛り上がっています。漫画の単行本の表紙だと言われれば

騙されてしまいそうなほどの完成度の作品がいくつも並ぶところ

を見ると、この盛り上がりも納得が出来ます。

合唱コンクールの課題曲を決めるに当たっては、なんとなくこの

曲が良いという直感的な理由ではなく、自分の声域や曲の持つ

イメージを考えながら決めているように見えました。課題曲を

選んだ後は、学年全体で歌っている曲「Let's Search For Tomorrow」

を歌っていましたが、軽快に鍵盤をたたいてクラスを引っ張る

男子生徒を見かけ、1年生の合唱コンクールは相当レベルの高い

ものとなる予感がしました。

見たい

中学2年生にもなれば、オシャレにも相当関心を持っている生徒

が多いことと思います。そんな固定概念のせいか、家庭科の授業

でTPOにあった服装や、衣料品の素材などについて勉強をしている

様子は、どことなく集中力が増しているようにも見えます。

授業中に作成したオリジナルのコーディネートをデザインしたプリント

を見ると、エスパドリーユ(靴の一種のようです)などの専門用語

が当然のように書かれており、教科書には書いていないであろう

知識も習得済みのようでした。

ファッションの解説欄を見ると、見た目だけでなく体温調整も意識

していることが分かり、2年生がいかにしっかりしているかが伝わ

ってきました。

デザインプリントでも十分に2年生のコーディネートは伝わって

きましたが、ベイマックスコーデなどという想像の範疇を超える

プリントを見ると、実際に着ているところ見てみたいと思ってし

まいました。

 

技が切れてる

6月13日にも紹介した、3年生女子の体育の発表です。

前回には無かった、ダンスによる表現や、義務教育の課程

で習う技では最高峰の難易度を誇るであろうハンドスプリング

などが演出として採用されていました。

ハンドスプリングの練習風景は、生徒達が自らの動きを確認

するために撮影した動画がi padに残っていたため、何度か

みた記憶がありますが、本日のハンドスプリングは過去最高

の出来と断言できるほどに冴えわたっていました。

練習の積み重ねの重要さを思い知らされる授業でした。

 

姿を変える廊下

1年生の廊下に飾られている美術の作品ですが、少し目を離す

と作品が新しいものに変わっています。作品というよりは、

表現の幅を広げるための練習プリントという側面が強い気も

しますが、あえて作品と呼ぶのは、下の画像を見れば納得して

いただける事と思います。

小学1年生の図工でもやったであろう、折りたたんだ折り紙を

切って、広げると模様になる作品は、保護者の方が見ると生徒

の成長を実感して感慨深い気分になるのではないでしょうか?

美しい形をした作品は偶然の産物ではなく、緻密な計算により

生み出されたことがハッキリと伝わってきます。

効果抜群

6月3日の生徒総会で全校生徒に承認された「三中トラブル回避術

~いじめ根絶宣言~」ですが、教室の中だけでなく職員玄関にまで

立派な額縁に入った状態で飾られており、校内全体にいじめはダメ

だという雰囲気がかもしだされています。

生徒達だけでもいじめを防止しようと活動をしていますが、本日は

株式会社 Stand by の方を講師に招き、ネット上でのトラブル防止

について1年生が勉強をしました。

ツイッターから発生した問題が現実でのいじめにまで発展するという

例題のVTRを視聴後、1年生は自分がクラスメートだったらどうする

かを考えます。その考えをすぐさま講師の方がタブレットで集計し、

クラス全体の考えがリアルタイムで分かるという、臨場感溢れる授業

展開に、生徒達の意見交換もより活発となっているような印象を受けました。

講師の方からも、集中して取り組んでいるとご好評をいただいていました。

いじめに対して真剣に討議を交わす1年生を見る限り、三中トラブル

回避術の効果が早くも表れていると言ってよいのではないでしょうか?

 

 

修学旅行0日目と修学旅行ー(マイナス)365日目

修学旅行への出発は明日になりますが、宿泊先に荷物を送るため、3年生は

朝から大きなカバンを持って登校しています。いつもより大きい肩に係る

負荷に、いよいよ修学旅行という実感が湧いてきている事かと思います。

心は既に京都へ行っているかとも思いますが、5時間目の集会ではしっかり

話を聞いたり、運送会社の方へと礼儀正しく荷物の運搬をお願いしたりと、

落ち着いた行動をしていました。旅先では、学校の職員よりも地元の方々

にお世話になることが多いと思いますが、今日の態度を見ていると、生徒達

は班行動の最中でも失礼のない対応をするだろうという確信が持てます。

修学旅行出発まで後365日くらいありそうな2年生も、林間学校で学んだ

ことを修学旅行でどう生かせるかを考えており、早くも修学旅行への第一歩

を踏み出していました。

 

 

後輩の姿で分かる先輩達の軌跡

家庭科部の3年生は、輝秋祭に向けての創作活動を既に始めているようです。

1年生の中では、まだ輝秋祭の話題は上がっていませんが、家庭科部の1年生は

創作活動をする先輩を見て、一足先に輝秋祭への意欲を燃やしているのでは

ないでしょうか。創作物も、最初は自分用のピンクッションでしたが、すぐに

ステップアップして、学校に置いてあるオルガンに掛けるためのカバーを

作っており、学校に貢献するレベルの裁縫技術を身に付けています。

机に向かう3年生は、文章に書き起こすのが難しいほど複雑な作業をして

いますが、2年前に今の1年生のような作業をしているのであれば、これほど

の創作物に挑むことにも納得ができます。

 

中学校の洗礼?!

先週に中学校生活初めてのテストを終えた1年生。今週は続々と

テストの結果が返却されています。小学校のテストでは、満点を

とっている友達がクラスに何人もいたことが予想できますが、

今回のテストでは、教科によってはクラスの最高得点でも満点に

届かないという結果に。

6月9日の記事に書いた通り、相当努力をしていた1年生ですが、

想像よりも点数が取れず、少し愕然とした様子も見れました。

しかし、テスト直しの時間にはしっかりと集中した態度で臨み、

自らの間違いを確認。エクセルを活用してテストの点数をまとめる

「自己分析シート」の提出を本日中に求められても、休み時間を

活用して早速作成に取り掛かっていました。

全員が納得のいく結果ではなかったでしょうが、テスト返却後に

しっかりと復習する1年生からは、転んでもただでは起きない強い

精神力を感じました。

限られた手札で勝負する女子

新体操の動画を見ていると、同じ人間とは思えない動きの連発に

自分もここまで動けたら気持ち良いだろうなと考えてしまいます。

体育の授業で体操を勉強していた3年生の女子も、集大成として

音楽に合わせて習得した技を披露していました。

体育の授業で習う範囲なので、同じ人間とは思えない動きは登場

しませんでしたが、基礎がしっかりと固まったでんぐり返しは、

さも美しいものなのだと気づかされるほど生徒達の動きは洗練

されていました。

表現するための技の選択肢が多くはないであろう生徒達ですが、

できる動きを創意工夫して芸術へと昇華させる表現力には脱帽

してしまいます。

心配ない

本日でテストも終了した生徒達は、次の行事に向けて早速活動

を開始。1・2年生は体育祭の参加種目や係を決めていましたが

テスト明けの解放感も相まってか、非常に楽しそうな雰囲気で

活動をしていました。

いよいよ修学旅行まであと1週間となった3年生は、京都から

自宅に荷物を送る事務手続きを進めており、もうすぐ修学旅行

だという実感をより強めているのではないでしょうか。見知らぬ

土地で生徒達だけで行動する班別行動には、どの公共の交通機関

を使うかは勿論、旅程に係る時間や費用まで細かく調べていた

3年生。並々ならぬ熱意を持って準備を進めていたので、旅先

でも時間を守って行動できると断言して良さそうです。

1年生の学習内容を覚えていますか?

テスト勉強用に漢字練習のプリントを500枚廊下に置いたところ

1時間で全て無くなったという、1年生のエピソードがあります。

1年生の生徒数が約200人なので、1人で3枚ほど持って行かな

ければ、この話は成立しません。1年生の学習意欲の高さには

驚かされます。

そんな学習意欲の高い1年生でも、テストの自己採点をしましょう

という話は、今までにない発想だったのか驚いている様子でした。

採点をする際には、頼れる人に答えを聞いてもよいという話が出る

と、家族に聞こうという反応が聞こえてきました。

前述したとおり、学習意欲の高い1年生なので、明日の放課後には

家族に質問攻めをしているかもしれません。

 

命運を分ける1日

野球部にとってはテスト以上に重要であろう、夏の総体トーナメント

組み合わせのくじ引きが本日行われました。代表としてリモート会議

に出席する部長ですが、呼吸音を聞くだけでも緊張した様子が伝わって

きました。組み合わせは、机に伏せてある札を指定し、そこに書かれた

番号で決まるというもの。抽選結果は運次第であり、考えたところで

どうしようもなさそうですが、部員全員の運命を握る者として、真剣

にどの札を選ぶか考えていました。

試合中のマナーについての説明もありましたが、それにもしっかりと

耳を傾ける部長。トーナメントの組み合わせにばかり気を取られて

しまいそうですが、それ以外の重要な部分も忘れていないようでした。

日頃から活気のある練習をしているため、なんだか応援したくなる野球部。

今日の部長の姿を見ると、試合当日のマナーも完璧にして、柏三中関係者

以外にも応援される最高のチームとなっている未来が見えます。

また、本日には、地域の方々と協力しながら学校を運営していくことを目的

とした柏三中学区「学校運営協議会」が柏三中で開催されました。柏三中学区とは

柏第六小と柏第七小と柏第三中の三校で組織する協議会です。

柏三中学区の生徒達を共に支えていくため、地域の方々からのご意見を頂戴しました。

今回の会議を踏まえ、更に活性化してくる生徒達の活動を地域一丸となって

応援していきたいです。

 

始まりは静かに

テスト2日前ということで、生徒達の頭の中も勉強でいっぱい

かと思われますが、昼休みには体育祭に向けて実行委員が集ま

っており、既にテスト明けの学校行事の事を考えて行動を起こ

しています。

少し前に生徒総会という大仕事を終えた生徒会総務部も、次に

控える総体コンクール壮行会について話し合い。子どもながら

あらゆる仕事に次々と取り組んでいる姿には尊敬してしまいます。

活動している様子は机に向かっているだけで地味ですが、こう

いった活動の積み重ねが華やかな体育祭や壮行会を創っていく

に違いありません。

なむじあるしぷすしるある

タイトルは、日誌を書いている職員の元素記号第3周期の覚え方です。

「Na(な)Mg(むじ)Al(ある)Si(し)P(ぷ)S(す)Cl(しる)

Ar(ある)」という無茶苦茶な当てはめ方をした元素記号は、魔法の

呪文を覚えているかのように錯覚した記憶があります。(自分だけですか?)

聞きなれない単語が並ぶ元素記号を覚えたり、物質の足し算とも表現

できそうな化学反応式を覚えたりする2年生の理科はとても難しそう。

しかし、2年生の生徒達の授業中の姿を見ると、しっかりと学習に

励んでいることがわかります。授業では元素記号を歌で覚える方法

も教えていました。柏三中の2年生が「なむじあるしぷすしるある」を

生み出すことはなさそうです。

Feel & Action

本日の5時間目の生徒総会に向け、2日前の放課後からリハーサルを

重ねてきた、部活動や委員会の先陣を切って引っ張ているリーダー達。

本日も、給食を食べ終わると早々に会場の準備に取り掛かっていました。

初めての生徒総会に臨む1年生も全校討議内容である「三中トラブル

回避術」について学級で話し合い、最年少ながらも柏三中の生徒として

しっかりと意見を上げようと準備してきました。話し合い中の板書を

見ると、よくない行動を抑止する「やめよう」というワードにするか、

よい行動を促す「しよう」というワードにするか真剣に話し合っている

ようでした。大きな違いはないようにも思ってしまいますが、それぞれ

の言葉の持つ意味や与える影響を考え、細かい部分までこだわって学級

としての意見をまとめていました。

全員がしっかりと準備してきた生徒総会なので、当日の進行にも自然と

熱が入ります。部活動計画を話す部長会長は、台本には書いていない熱い

思いをアドリブで話しており、3年間の集大成である今年度にかける

熱意が伝わってきました。

生徒総会に向けて一番準備をしてきたであろう生徒会総務部は、ずっと

準備をしてきたスローガン「Feel & Action」をついに全校生徒の前で

提案。言葉を考えただけでなく、文字のレタリングまで生徒会がデザイン

していました。手書きでレタリングしたものですが、紙で持ってきた

完成版は電子媒体で印刷したものになっており、多くの先生方も

どうやって作ったのか全容を把握できないほど、高度な技術を駆使して

作成してきたようです。

これだけ素敵なスローガンがあれば、全校生徒が心を一つにして1年間

の活動へと臨むことができるのではないでしょうか。

主な話題は生徒総会ですが、2年生学習委員会主催の「忘れ物をなくそう選手権

~せかんどしーずん~」も本日で終了。見事ゴールまでたどりついたのは1組

のみでした。さーどしーずんでの他の学級の巻き返しに期待しています。

フロンティアスピリッツ

おとといの記事でも紹介したとおり、広大な面積の畑を持つ

菜の花学級ですが、プールと校舎の間にある僅かな隙間にも

畑を持っています。この畑は昨年度までは下の画像のような、

見るからに硬そうな地面だったのですが、「日当たりが良い

から」という理由で開拓し、今のようなフカフカの土へと変えて

しまったそうです。信じがたい話ですが、2・3時間目と

連続で土をふるいにかける作業をしていても、集中力をきらす

ことなく作業に没頭する生徒達の姿を見ると合点がいきます。

あいさつ包囲網

昨日は雨が降っていた影響で中止となってしまった、朝のあいさつ運動

通称「おはよう3Days」。2日目の本日は、朝から清々しいほどの青空

が広がっており、生徒とあいさつ運動に参加してくださった保護者の方々は、

青空に負けないほど清々しいあいさつをしていました。校門から少し離れた

場所でもあいさつをする生徒達は、柏三中の生徒は勿論ですが、通りかかる

地域の方にもあいさつをしており、地域の雰囲気を明るくすることにも貢献

していたと思います。

また、あいさつ運動が終わり生徒達が教室に入った後には、保護者の方々が

あいさつ運動の旗を丁寧にたたんでくださいました。生徒達の目の届かない

場面でも、細かい気配りをしていただきありがとうございました。

魅力を圧縮

図書委員会は全校生徒の読書に対する意欲を刺激しようと

給食の時間にブックトークを放送しています。中学生が読む

本となると1冊300ページ以上はありそうなものですが

その魅力を数行で伝えると考えると、簡単には作成できる

ものでは無いように思えます。しかし、いかにも図書委員

らしい豊かな表現力と語彙力を駆使して、作品の魅力を的確

かつ簡潔に伝えていました。

図書委員会の生徒はブックトークだけでなく、日常業務で

ある本の貸し出しも手を抜きません。本日の図書室の利用者

はあまり多いようには見えませんでしたが、本を借りたい

生徒が1人でもいるのならば丁寧に対応。小さな仕事でも

確実にこなし、図書室の運営に貢献していました。

柏第三農業学校

菜の花学級が管理する畑には玉ねぎが植わっています。食品売り場

では頻繁に見かけますが、畑に植わっている姿はこの学校で初めて

見かけ、日頃から自分が食している物を実はよくわかっていないの

ではと気付かされます。季節が変わり、今度はスイカを植えている

のですが、その周りには藁が敷かれおり、また1つ食物に関する

知識が増えました。

2年生でも、技術科の授業でさまざまな生物育成の技術を勉強して

おり、調べた事を発表する時間には「フィガロン乳剤で落果を助長

する」「隔年結果による収穫量の変動」などなど、聞いてて「?」

となるような専門用語がたくさん飛び出していました。

育成技術の知識が深まっただけでなく、作る人の頑張りや苦労を知った

ことで、食物に対する感謝の気持ちも深まったのではないでしょうか?