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問いを持ち 自分で調べる・・・

今日は職員研修日として、4時間早帰りのあと、先生方は地域教材の生活科や総合の授業準備のために学区に出ていったり、学習計画の詳細を話し合ったり、校長室で相談したり、よりよい授業について学びました。

午前中の5年生の授業をのぞくと、理科の天気の学習が一通り終わったあとに、さらに勉強してみたいことを探究する授業を行っていました。学習問題は、「天気についてのクイズをつくろう」です。研修時間に先輩の先生のアドバイスを受けて、子供たちが自分から調べてまとめる学習にトライしています。

 

 

ラーニングコモンズで、学校図書館指導員や理科支援員といった、柏市独自の授業支援の人たちのサポートも受けながら、用意された本やネット上の百科事典「sagasokka」などを活用して、学習を一通り終えた後にもまだわからない「自らの問い」を調べる学習を行っています。

「なぜ雷は音がでるのだろうか」「雲にはいくつの種類があるのだろうか」「雲はどのようにしてできるのだろうか」など、様々な問いがあり、同じテーマで問いを持つ者同士が集まって協力しながら「問いストーリー」を解いていっています。

 

印象的なのは、「あと2分で授業おわりです」と先生が言うと、「えーもう終わり? もっとやりたい」という声。その後の業間休みも続けて調べている子供たちがいました。こういう学びが本当の学びであり、全ての授業がこういう方向に進めるように、今年の土小学校では授業の工夫を図っていきます。