ブログ

全国のキャリコンサルタントとつながって・・・

卒業に向けて自分のキャリアを考える取り組みとして、土小のキャリア教育部門担当の学校運営協議会委員の間野氏を中心に、全国10人のキャリアコンサルタントの方々が、オンラインで子供たち一人ひとりと面談をしてくださる、キャリコンとの学びを実施しました。

 

兵庫県西宮市から2名、京都市、奈良県橿原市、神奈川県鎌倉市、千葉県市川市から2名。福岡県久留米市、埼玉県志木市、東京都港区から、Googlemeetで接続しての面談です。

6年生は10人ずつ、一人15分の面談時間で面談を進めていきます。

 

 

子どもたちは自分のさくらシート(キャリアパスポート)を手元において、15分程度面談をし、面談後にはサクランナーの保護者の方々と一緒に、面談内容や、面談から考えたことなどをまとめます。

 

 

最終的には、卒業式で卒業証書をもらう前に、自分なりの言葉として発信することにまとめられていきます。今日は、キャリアコンサルタントの方々10人と本校のサクランナーの認定を受けた保護者10人の20人が、子供たち自身が自分を振り返り、未来を見通す学習にお手伝いいただき、初めての経験でしたが、子供たちに一人ひとりにしっかりとしたものを持たせていただきました。

最後には、キャリアコンサルタントのみなさんと全員で振り返りを行いました。

 

 

 

子どもたちは次々に今日の振り返りをマイクを持って話し、「4月の目標が質問をしてもらうことで、達成していたことがわかった」「自分が知らない自分の良さに気づくことができた」「趣味の話を聞いてもらい、すっきりした」「普段は誰にも話せないようなことを話すことができた」「自分の良さを振り返り知ることができた」など、次々と面談してくださったキャリアコンサルタントの皆さんに、オンラインで伝えることができる姿に、キャリア教育は、職業教育ではなく、自分自身を知ること、その上で社会とのつながりを考えていくこと、そういう時間であることが大切だということを実感した時間でした。

学芸大学附属の中学校など、まだ一部の学校でしか実践されていない内容です。ここで振り返った自分をもとに卒業式にはどんな言葉になって出てくるか、楽しみであり、緊張するものであります。