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4年生 山本産業とリサイクルプラザを見学しました

午前中の南部クリーンセンター見学を終えて一度学校に戻って昼食を食べたあと、十余二地区にある食品リサイクルの会社「山本産業」さんに行きました。山本産業では、柏市立小中学校から出る給食の残渣を毎日2トン、そのほかにも市内の飲食店から出る生ごみを集め、たい肥にリサイクルする会社です。大沼さんが説明をしてくださいました。

 

市内から集まってくる生ごみは、ビニール袋などに入っているものもあります。ごみの中にスプーンや割りばしなどが混じっているものもあります。それを生ごみと異物を機械で分けます。それを大きなタンクに入れて1週間の間、ゆっくりとかき回します。そうすることで微生物が生ごみを食べて、土のようなものにしてくれます。

 

 

生ごみをリサイクルしている工場ですから、生ごみのにおいがしますが、この暑い日なのにそれほど強いにおいではなく、ごみをていねいに扱って、ごみではなく有効な肥料にしいています。大沼さんが人が生活をしていれば必ずごみは出ます。そのごみを処理する仕事は無くなりませんが、もう一度使えるようにする仕事は、人々が嫌がるごみのにおいや様々なことを乗り越えて、使えるようにしてくれています。リサイクルされた肥料は、柏市の給食用のお米を作っている畑にも入れられています。お米として学校に戻ってくるのですね。

山本産業の見学を終えて、リサイクルプラザ「リボン館」に行きました。ここでリサイクルをしているのは、缶やビンや紙や衣服といった資源ごみとして出されたごみをリサイクルする場所です。

 

 

実際に缶やペットボトルを仕分けしているところを見学させてもらいました。ここも、ごみのにおいがあります。リサイクルしやすいように、きちんと洗って出されていないために、処理するところでは腐ったにおいが出てしまいます。

ごみの処理をしていくために、ごみを出す一人一人がやるべきことがありますね。そして、よりよくリサイクルやリユースしていくためには、処理用の機械を発明したり、仕組みを考えたり、直接ごみを扱わなくても様々な関わり方がありますね。ごみの勉強を自分の生活に活かせるようにしていきましょう。