校長室から

6年生が考える「ひろがる言葉」とは【校長室から】

2月下旬に6年生の国語を1時間授業しました。その授業でそれぞれ「ひろがる言葉」とはどんな意味なのかを考え,ワークシートにまとめました。その中からいくつかを紹介します。とても「生き生き」した表現です。まずは1組です。

私は「いろいろな気持ちをもてるようになること」だと感じました。理由は二つあって一つ目は「新しいことを覚えていくこと」6年間を通して言葉をたくさん身につけること。二つ目は「広い心をもてるようにする」。一つ目と似てるけれど表現を身につけちゃんと伝えられるようにすることだと思いました。

 

一人一人が好きな言葉があって,自分の好きな言葉だけじゃなくてその他のすてきな言葉も知って好きな言葉が増えるということ。友だちの考えで言葉を知っていく。

 

新しい人などに会った時に話し合って仲良くなったりコミュニケーションをとったりするのが,ひろがる言葉なのかなと思いました。人を傷つけてしまう言葉もたくさんあるので,話すときは,気をつけようと思いました。

 

続いて2組です。

ひとつの漢字でも意味も違うし,人がどう考えるかもわからない。それに対して自分がどう思うかをしっかり発信することを「ひろがる言葉」というのだと私は思う。

 

・・・結局は自分の思っていること以上にいろいろなことを知ることが「ひろがる言葉」だと思います。(自分が思っていない,意外な言葉も出てきたりするからです。)

そしてひろがるのは,言葉だけじゃなくて,他にも友情なども広がっていくんだとも思いました。

 

ぼくの感想は,考えていることが人それぞれだと思いました。ひろがる言葉というのは,人それぞれ考えていることはちがうから,その意見を発信していけばいくほど言葉は広がることだと思う。

 

実に興味深いですね。自分の言葉で表現しています。それぞれがもっている「ひろがる」イメージが思い浮かびます。「やなぎっ子」の表現力,身についています。次回は3,4組を紹介する予定です。