校長室から

希望をつくる生き方を(卒業式)【校長室から】

3月17日(金) 第51回卒業書授与式

 桜の花がほころび始め、6年生の卒業をお祝いしてくれていました。 

第51回卒業証書授与式を3年ぶりに体育館で開催でき心から感謝しています。

本当にありがとうございました。

 

 

128名の卒業生の皆さん、ご卒業、誠におめでとうございます。

一人ももれなく128名全員が,元気に最初から最後まで参加できたことが何よりも嬉しかったです。

8人の担任の先生方が一番喜んでいました。

卒業のこの節目に,ご家族と、皆さんを支えて下さった全ての人に、是非感謝の気持ちを伝えてほしいと思います。

     

最後の四つ葉のクローバーの目標は「人を大切にする」です。

 

 

 コロナ禍の中でこの三年間はできないこともたくさんありました。

でも卒業生は負けませんでした。

私は,最上級生としてのこの一年間の活躍を見てきました。

いつも6年生は,明るくて朗らかでした。優しい6年生でした。

こつこつと努力する6年生でした。

 

 私が大切にしている「希望をつくる」という言葉を贈りました。

 悩んだ時に励ましてもらった「希望がなければ、希望をつくるんだよ」との言葉に

勇気をもらいました。物事の見方を変え、生き方を変える言葉になりました。

 実は卒業生の皆さんは,もうこの「希望をつくる」生き方をしています。

コロナ禍での3年間は,できないことばかり。

でもその中で感染対策をしながらお家の人とどう生活するか、

どのように生活を楽しむかを考えてきました。

先生方は勉強の仕方を変え,行事の方法を変えて一生懸命工夫してくれました。

PTAの方々は、高小祭りができないなら高フェスを。

地域の方々は,皆に元気になってもらいたいとイルミネーションを

設置してくれました。

スクールサポーターの川鍋先生は、朝挨拶をしてみんなに笑顔になってもらいたいと

サンタに獅子舞 赤鬼 お雛様に変身してくれました。

用務員さんは、みんなに元気になってもらいたいとたくさんの

きれいなお花を育ててくれています。

 

 それぞれの立場で、自分ができることで

 「希望をつくる」ために心を尽くしてくれています。

 

 これからもいつも思い通りになるとはかぎりません。

でも何かあっても「希望をつくる」強い生き方・負けない生き方を選んでほしいと願っています。

 

ご家族も先生方も地域の方々も応援しています。

中学校での成長と活躍を心から祈っています。

そして親孝行と高柳の地域への恩返しができる人になってほしいと願っています。

 

 名残は尽きません。卒業生とご家族の皆様の希望の前途に幸多かれと願っています。