校長室から

令和4年度校長室から

地域で取り組む福祉教育(福祉教育推進校経過報告①)【校長室から】

 8月24日(水) 2年目の取り組み

 昨年度から,令和5年度の3年間,高柳小学校は福祉教育推進校に

指定されています。昨年度は,コロナ禍でほぼ推進できませんでしたので

今年度は,今,できることを少しずつやっていこうということになりました。

 (1)パッケージ指定方式

 中学校区を圏域に福祉教育を推進します。高柳中,高柳西小,高柳小,

沼南高柳高等学校,風早南部地区社会福祉協議会,地域が連絡会議を実施

しながら推進します。

 地域に根ざし,小中高という発達段階を考慮して継続性をもった取り組みと

していくためです。

 地域の福祉課題や人材を活かして,地域で学び合う福祉教育です。

 (2)令和4年度の取り組み

 コミュニティスクールの目標 高柳のめざす子ども像

  自己有用感を持って社会に関わろうとする子

 この目標のもと,高中・高西小・高小の3校は,福祉の年間計画を作成して取り組みます。

高柳の児童・生徒は福祉の学び積み重ねて,地域・家庭・学校で共に子どもを育んで

いきたいと思っています。

 高柳小としては,校内研究のテーマは,昨年度から変えずに

「自ら考え,表現できるやなぎっ子の育成」としました。福祉教育を通して授業実践を積み

重ねていくことにしました。高柳小としては以下のように福祉教育を捉え,研究します。

 福祉教育 ⇒ だんのらしのあわせ の実現に向けて,行動する力を育む教育

 ・全教育活動を通じて福祉の種をまく

  (教師が福祉の視点を持って意図的に指導をする)

 ・教科横断的な福祉の視点の意識を持つ

  (教科の枠をこえて,複数の教科を関連づけて,福祉の視点を持って学びを捉え直す)

  四つ葉のクローバー

  考える力・表現力の育成を重点とし,人を大切にする心につなげていく研究にしていく。

 

 昨年度購入したボッチャの活用も考えています。早速夏休みに教員でボッチャの研修を

行いました。すでにボッチャを授業でやっている児童もいますが,楽しみにしていてください。

   

(3)4月から7月の授業実践 (6年生・4年生)

 学びをどのように深めていくかを考えていきたいと思います

6年生 総合的な学習 「認知症伝道師になろう」(認知症を通して共生を考える)

 認知症の人と共に生きるため,自分にできることを考える。

  相手の気持ち・これまでの暮らしや今の状況を捉える

  どんな環境に変えてあげたらいいか。どんな言葉がけができるか。

              ⇓

  児童 ・・・ 認知症の人だけでなく,友だちや家族にも必要なのではないか。

              ⇓

  教職員・・・ 児童・保護者・教職員・地域 全ての人への配慮へ。

 

4年生 社会 「水はどこから」(福祉を意識しつつSDGsの視点をふまえた学びに)

 水について,知りたいこと,調べたいことをみつける。

   SDGs 3 すべての人に健康と福祉を みんなの心と体を守ろう

        6  安全な飲み水ときれいなトイレをみんなのもとに  等

              ⇓

   関連するSDGsの目標を意識して学習をすすめる。

   働く人々の工夫や努力 どんな思いや願いを持っているか

              ⇓

   自分たちの生活の中で何ができるか 自分事として捉えられるように。

(4)講師の指導から

  ・ある教科・単元・時間・体験活動のみで簡単に狙いが達成できるものではない。

   普段から相手を思いやる気持ち,自分が役に立つ喜び,自分自身の存在が認められ

   必要とされることの大切さ 等が実感できるように。

   意識し継続することでねらいの達成になる。

  ・見方を変えると見えてくるものがある。見方を変えると気づくこともある。

   各教科でものの見方・考え方を学ぶ。

  ・他人事を自分の事として捉える力を育む。

  ・魚を与えるのではなく魚の釣り方を教える → 釣り方を児童と共に考える。

   学び方を学ぶ。

 

 9月からも,福祉の視点を持って教育活動をすすめていきます。