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令和4年度校長室から
願いを持って取り組む(福祉教育推進校経過報告③)【校長室から】
12月27日(火)
高柳小学校は,令和3年から令和5年までの3年間福祉教育推進校に指定されています。
福祉教育を「ふだんのくらしのしあわせ」の実現に向けて行動する力を育む教育ととらえ
全教育活動を通じて福祉の種をまく・福祉の視点を持ってこれまでの学びを捉えなおすこと
から始め,全学年で授業研究を行いました。
報告が遅くなってしましましたが,1年生と3年生の授業実践を報告します。
【1年生の授業実践】
1年生 学級活動 「なりたいどうぶつをえらんではなしあおう」
【教師の願い】
・グループでの話し合い活動に重点を置いて,話し方や聞き方の習慣化を図りたい。
・児童にとって気軽な活動を設定することで素直な意見を引き出したい。
・友達の意見を聞く中で多様な考えに気づき,他者理解へとつなげていきたい。
【福祉の視点】
一日生まれ変わるとしたらという質問にそれぞれが動物を選び,どうしてその動物を選んだのかを
同じ動物を選んだ友達と少人数で話し合う。同じものを選んだ友達も同じ理由ではないから,違いに気づく。
更に,違う動物を選んだグループの意見をクラス全体で聞き合うことで,ものの見方や考え方は人それぞれで
あることや,物事には良い面や悪い面があることに気づく。
学んだことを自分の学級にも置き換えて考えることができる。(自分事にする。)
これから,このような話し合いを何回も積み重ねて,話すことは楽しい・話すことで違いに気づく・話すことから
理解が深まることを実感していってほしいと思います。
【3年生の授業実践】
3年生 総合的な学習 「わたしの町,みんなの町」
【教師の願い】
・福祉を身近なものとして捉えてほしい。
・誰もが幸せに暮らしていくために,自分にできることは何かを考えてほしい。
・体験を通して実感し,地域へむけて発信してほしい。
・自分にできることから始めてみようとする態度を育んでいきたい。
【福祉の視点】
自分たちの小学校を町に見立て,身近な場所から皆が生活しやすい環境とは
どのような環境かを考える活動を通して,単なる福祉に関する知識の獲得だけで
なく,相手の立場に立って人の気持ちを考えたり,社会を見つめたりする力を身に
つけ,人を大切にできる心を育てたい。(相手の立場に立って想像する力)
この後,学校の中の写真をとり,誰のためにどこをどのように変えたら生活しやすくなるのかを一人一人がプリントに
まとめて,提案。そのプリントを地域包括センターに掲示していただく。
このような学びをすることで,いろいろな人の立場から物事を見たり,考えたりすることの大切さが実感できると
思います。子どもたちの要望を,学んだことを活かすことができるように,私からも教育委員会に要望を出そうと
考えています。
やなぎっ子も教職員も「福祉に目を向ける」ことが多くなりました。意識して生活することが大切だなと感じます。