そらいろのたね(読み聞かせボランティア)

読み聞かせの動画収録

そらいろのたねさんの、絵本読み聞かせの動画収録を取材させてもらいました。

2月と3月の読み聞かせが中止になった場合に向けて、今回は6名の方の読み聞かせ動画を収録するとのことでした。

 

収録前に、前回収録(10月)を踏まえての打ち合わせ。

打ち合わせ

 

絵本がわかりやすいように撮影するためのセッティングにも、しっかり時間をかけていました。

セッティング

 

収録開始。

まず絵本を読む前に『絵本の名前』と『どの学年向けの動画』かがわかるボードが撮影されていました。

これで先生方もどの動画を使うか選択しやすいですね。

ボード

 

教室での読み聞かせと同じ空気を感じられるように、編集はせず一回で収録する!とのことでした。

絵本を読む方、撮影する方、絵本を支える方、その他手助けをするみなさんで協力して、収録は進められていきました。

読み手のみなさんは、画面の向こうで聞いている子どもたちに語りかけるように、心をこめて読んでいらっしゃいました。

読み手さんが画面に映るのは最初のあいさつだけです。その後は絵本と手元だけしか映りませんが、子どもたちがまるでそこで見て聞いているかのように、絵本を読みながら目を向ける方もいらっしゃいました。

子どもたちへ読み聞かせを届けたい、という気持ちがよく伝わってくる、心のこもった収録でした。

確認

確認2

動画を確認して収録は終わりました。

今回収録した動画は、予定通り教室での読み聞かせがあれば、使われないかもしれないそうです。

でもそらいろのたねのみなさんは、動画を見せるよりも、実際に教室で子どもたちに向けて読み聞かせをしたいとおっしゃっていました。そのことばがとても印象に残った動画収録でした。

コロナ禍で教室での読み聞かせも難しい日々。それでも子どもたちのために、できることを模索しながら、そらいろのたねのみなさんの活動は続いています。