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風早日記(R6)
池にはフナがいるらしい
風早中の中庭には池があります。これまでに私も気にはなっていましたが、濾過装置すらなく、とても魚が棲めそうな環境とは思えなかったですが、実はフナがいるらしいという情報が入りました。この地域にいるフナといえばほとんどがギンブナという種ですが、この種は実は関東地方では99.9%以上は雌個体しかいません。発生の原理は少々複雑なのですが、コイやドジョウと受精し、ギンブナの卵のみで発生が進むしくみになっています。他の可能性としては、ヘラブナ(琵琶湖固有種のゲンゴロウブナの改良品種)かキンブナ(絶滅危惧種)の可能性も残っています。これはぜひとも池の水を抜いてフナの種の判別をしてみたいですね。