脱いじめ傍観者教育

      
 真剣に講師の話を聞いていました。 

 先日、1年生全クラスで、いじめ防止についての授業が行われました。ストップイットジャパン株式会社から専任講師が来てくださいました。『ストップイット(STOPit)』は、いじめを匿名で相談・報告できるアプリで、この授業は、柏市がいじめの未然防止・早期発見・早期対応に向けた取り組みの一環として、平成29年度から柏市内の中学1年生全員を対象に行っているものです。もちろん柏市内全ての中学生がいじめ相談を無料で行えます。柏市教育委員会に直接相談できますので、学校では相談しづらいことなども安心して話せるのが特徴です。スマートフォンやパソコンがない場合は電話での相談もできます。

さて、この授業では、いじめが起きている時に、いじめを止めようと、行動できる人と、行動できない人との差異はあるものの、どちらにしても学級内の「いじめられている人を心配する雰囲気」が強いといじめは止めやすいという話がありました。さらに「クラスの雰囲気は一人ひとりが作っていくもの。毎日の一人ひとりの態度が大切です。」との言葉が印象的でした。ぜひ、困っている人がいたら、放っておかない温かなクラスにして欲しいですね。

『ストップイット(STOPit)』に関するプリントは1年生全員に配付されています。ご家庭でも話題にしていただけると子どもたちの意識も高まっていくものと思われます。  (文責 飯田)