コロナ禍の授業(音楽)

   

手拍子の練習中です。     こんな感じで作成します。

 

 緊急事態宣言が今月30日まで延長になりました。学校では、宣言下でもできる事をできる範囲で行っていくしかありません。連日お届けしているオンラインでの学習はその一つです。

 授業の中で、1学期からとても苦労している教科の1つに音楽があげられます。飛沫飛散を考えると、合唱やリコーダー等の演奏は「感染症対策を講じてもなお、感染のリスクが高い学習活動(文部科学省発行 学校における新型コロナウイルスの感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~より)」として、活動が制限されています。

 そのような中、本校では、前年度までは行っていなかった「ハンドクラップ」という学習活動を音楽で取り入れています。いわゆる手拍子によるリズムうちという感じです。これを取り入れた教科担当の柔軟な発想に感心しています。また音楽が苦手な私としては、音符をスラスラと組み合わせてリズムを創作していく生徒達の理解力の高さと手際よさにびっくりしています。

 今日参観した授業では、生徒達は自分で音符を組み合わせてリズムを作り、それにあわせて手拍子を打っていました。今後合唱等を行う際の、音符読みの基礎作りとして優れた学習内容だと思いました。

 できることを・・・できる範囲で・・・、今後もしばらくは、感染リスクの低い学習活動を工夫しながら行っていくことになりそうです。  (文責 飯田)