緊急事態宣言解除に安堵せず

 

9月30日をもって緊急事態宣言が解除され、まん延防止等重点措置も適用されないとの報道がされています。このことを受け、昨日(9月28日)臨時校長会が開かれ、教育委員会から10月1日以降の学校教育活動についての指導がありました。

日々生徒達を目の前にしている私たちにとっては、待ちに待った宣言解除となりました。これを受け、学校では急きょ職員会議を開き、宣言解除後の教育活動についての大枠について伝達し、さらに各行事担当者とのミーティングを行いました。どの行事を,どのように実施するか。今から準備して実施できる範囲はどこまでか。今まで我慢させてきた生徒達の喜ぶ顔を想像し、職員の意欲も一段と上がってきたと感じます。

しかしながら、宣言解除に安堵してはいられません。担当者たちとの話し合いで共有してきたのは、子供の学びや行事での経験ばかりを最優先するのではなく、コロナ感染拡大防止とのバランスを忘れないことです。宣言が解除され、今まで以上に人と人との交流機会が増加するからこそ、より一層、感染予防への意識を高く持ち、取り組んでいかねばならないと思っています。

第6波は必ず来ると言われています。まだまだ余談を許さない状況は続いています。子どもたちの健康とのバランスを考えて取り組んでいきます。皆様のご理解とご協力を引き続きお願いいたします。  (文責 飯田)