備えあれば憂いなし


真剣に話を聞く3年生

 6月22日(火)5校時、3年生の進路集会が行われました。

3学年の教員からは、夏休みを迎えるにあたり、①3年間の総復習をすること。②自分にあった進路先(高校等)を見つけること。③家族と進路について話し合いをすること。の3つの話等がありました。

 夏休み中に復習に取り組むことついては、3年生はもちろんですが、他学年の生徒達にとっても重要なことです。1学期の復習をしっかりと行って2学期を迎える人と、そうでない人との差は、ここで述べるまでもありません。ぜひ、苦手な部分を克服できるよう、また得意な分野を今以上に伸ばせるよう頑張って欲しいです。

 また、1,2年生であっても、日頃からお家の方と自分の将来についての話をしておくことは大切です。自分の将来など、まだまだ決められないという人がほとんどだと思います。それを焦る必要はありません。将来が不透明だからこそ、大人の人とそれを話題にすることに意味があります。保護者の皆さんが、どのような経緯で仕事を選んだのか、大人から見て自分にはどのような適性があるのかなど、参考になることはたくさんあるはずです。将来就きたい仕事を決定できなくても大丈夫です。中学卒業までに,将来の方向性のようなものが見えてくれば十分です。ともかく、話題として取り上げ、話してみる。それが第一歩です。

 「備えあれば憂いなし」(生徒のみなさんは意味を辞書で調べてくださいね。)です。高校受検に代表される進路選択を強く意識し出すのは3年生かもしれません。しかし、2年生も1年生も今からきちんとした生活を心がけ、日々の学習の復習をしっかりする習慣を身に付けていれば、後で慌てることは少なくなるはずです。(文責 飯田)