四中日記

2学期始業式

    

夏休み中の大きな事故、ケガがなく2学期を無事に迎えられたことを大変うれしく思います。長期休業中の声かけ、見守り等ありがとうございました。

今日の始業式では、2学期の学校生活のヒントとなる「主体的な生活」について話しました。生徒向けの言葉のままですが、その内容を紹介します。

 

○学校生活について言えば、「どのような学級にしたいか」「どのような友達関係にしたいか」・・・「皆が仲良く」とか、「いじめがない」とか、いろいろあると思います。その理想とする学級や仲間関係に近づけていくために、君たち一人一人が、「自分は・・・自分たちは・・・何をしたら良いか、何をするべきか」を考えて行動することです。

ぜひ、教室の前方に掲示してある学級目標を再度確認し、自分ができる事を考え、実行して欲しいと思います。

○学習に関しても同様です。3年生はすでに自分の進路の目標を明確にし、取り組んでいると思います。その3年生を含め、1,2年生も将来を見据えた学びの目標を持てるといいですね。もう少し分かり易く言うと、勉強では知識を得たり、計算を確実にしたりすること以外にも大切な力が色々あります。例えば、周りの人と対話をしながら答えを導き出すことや、わからないことを自分で調べて解答を見つけていくこと、皆で意見を出し合い、自分とは異なる意見に耳を傾けながら、自分の考えを修正したり、確認したりしていくこと等です。これらの力は、皆さんが大人になったときに役立つ、必要な学びの力です。周りの人達と積極的に対話しながらよりよい生活をしていける大人になるためにも、普段の学習活動の中で、「積極的な発言」「話し合い活動の活発化」「自ら調べて答えを探すこと」等を意識し、自分が特に身につけたい力を付けられるように実行していけると良いですね。

○もう一つ部活動についても話します。主体的に取り組む部活動です。部活動でも「自分たちの目標は何か」「どうなりたいのか」を明確にし、そしてそれを実現するためには、「何をする必要があるのか」「どのように練習していけば良いのか」を意識しながら取り組むことです。決められたいつものメニューでも、どんな技術を高めるための練習か・・・何を意識し、気をつけて行えばよいかを考えながらできると、より充実した部活動になるはずです。

やらされるのではなく、自分が・・・、自分たちが「目標達成のために努力する」そんな部活であって欲しいです。

今後も、様々な場面で「主体的に・・・」という言葉を思い出しながら生活してください。

 

2学期もどうぞよろしくお願いいたします。(文責飯田)