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脱いじめの取り組み

     

本日、1年生全クラスで、「脱いじめ」に関する取組の一つとして、ストップイットジャパン株式会社から専任講師をお招きしての授業を行いました。

授業の中では、いじめを止めるための要素として、加害者、被害者以外の「観衆・傍観者」になりがちな生徒達が何をするかが大切だと話がありました。大意は次の通りです。

①「観衆・傍観者」は加害者、被害者に声をかける。

 例)やめなよ。やり過ぎだよ。大丈夫? 等

②「観衆・傍観者」は心の中で、「いじめは嫌だ。」「いじめはやめた方がいい。等と思う。「どうでもいい。」等と 思わない。心の中で思うだけで、変わってくる。

③誰かに相談する。

 例)先生や親等の大人、「STANDBY」

『STANDBY』は、匿名報告相談アプリです。このアプリを推奨する本授業は、柏市がいじめの未然防止・早期発見・早期対応に向けた取り組みの一環として、平成29年度から柏市内の中学1年生全員を対象に行っているものです。もちろん柏市内全ての中学生が相談を無料で行えます。専門の相談員に直接相談できますので、学校では相談しづらいことなども安心して話せるのが特徴です。いじめに限らず、家庭での悩みや進路、友達等どんな内容でも可能です。

本日、生徒一人一人が自分のタブレットに相談窓口となるアプリ『STANDBY』に登録し、いつでも相談できるように準備しました。タブレットを使用できない人(場合)は、電話での相談も可能です。

中学生になり、行動範囲が広がり様々な経験をすることにより、いじめだけでなく、SNSでの困り感、家庭での困り感、進路の悩み、性の悩み、友達から受ける相談への対処等々、様々なストレスを抱えることが考えられます。中学生になると親には何も話さないというお子さんもでてきますが、1年生全員に授業プリントが配付されましたので、これを機会にご家庭でもぜひ話題にしてみてください。(文責 飯田)