四中日記 令和3年度
思春期の生と性~自分らしく生きる~
千葉県助産師会 助産師の小路和子先生 真剣に話しを聞く生徒達。ふたクラスはリモートで聴いています。
今日から始まった3年生学年内日課の初日は、学年全クラス合同で性教育を実施しました。「思春期の生と性~自分らしく生きる~」という表題で、千葉県助産師会から小路(しょうじ)和子助産師をお招きしての講演となりました。あと数日で義務教育を終え、1ヶ月後には新しい世界へと進んでいく生徒達、活動範囲も交友関係も広くなります。このようなタイミングだからこそ重要な意味合いをもつ本日の授業だったと思います。以下に小路先生の講演のキーワードを記します。子どもたちがどのような話を聞いているのかを知る手掛かりとしていただければ幸いです。
3年1組の生徒達 3年2組の生徒達
3年3組の生徒達 生徒代表お礼の言葉・・・立派でした。
表題「命の大切さと性」
1 序
・いのちの誕生 ・性を学ぶことは、生きることを学ぶこと
・体の性と心の性の不一致
2 体と性
・精通、排卵、性毛
・思春期の悩み(性器、マスターベーション、プライベートゾーン、月経)
3 心と性
・欲求と脳 ・デートDV
4 妊娠について
・希望しない妊娠 ・人工中絶 ・避妊
5 性感染症について
・エイズ ・性感染症への対処
講演中派手なリアクションはなかったものの、生徒達は終始真剣な表情で頷きながら聞いていました。先生の講演では「自分を大切にできる人になって欲しい」「(心や経済的な)準備がきちんとできないうちは性行をしない」「臨まない妊娠や性感染症になったら早く大人に相談すること」等の言葉が印象的でした。
2時間授業の最後に生徒代表お礼の言葉がありました。「自分は男子なので女子の大変さを全て理解することはできないが、相手を支えられる存在になりたい。」というすばらしい言葉が聞かれました。(文責 飯田)