日誌

四中日記 令和3年度

生徒会選挙、立会演説会後タブレットで投票

       

 3年生のみ体育館で参加。      教室への配信は担当教師が。     一人一台端末で、即投票!

 

   

 GIGAスクールサポーター高森さんも「いざ」に備えてくれていました。

今日は、次期生徒会役員を決める立会演説会が行われました、全校生徒が体育館に入ると密集するため、3年生のみが体育館で演説を聞き、1、2年生は各教室でリモート参加になりました。

今日まで立候補者達は、マニフェストやポスター作成、リモートによる朝の選挙活動、そして今日のステージ上での演説と、準備は大変だったと思います。公平性を期するため、内容の詳細を掲載することは避けますが、立候補者全員が自分の考え、信じるところをきちんと話せたのは立派でした。競争選挙もありますので残念ながら役員になれない人もいますが、誰が選ばれても、一生懸命に頑張ってくれると思います。

選挙後は初めて、その場でタブレットによる投票を行いました。以前は、投票後の放課後に、選挙管理委員が総出で集計作業をしたものですが、タブレットでの投票なら、結果はすぐにリアルタイムでわかります。時代の流れを感じます。

ところで、今日の立候補者は全部で12名、応援演説を含めると24名がステージ上で話しました。時間にすると10分間の休憩含め、70分以上です。季節外れの暑さ(体育館は暑かった)とお尻の痛さにも関わらず、最後まで集中していた3年生はさすがだと思いました。

 

 

10年の時を超えて

   

 「文の成分」を学ぶ生徒達         10年前からの取り組みだそうです 

 本日、職員研修のため、柏市教育委員会から講師をお呼びしました。以前本校で校長を務められていた先生です。研究授業会場である1年2組の教室へご案内する間に、生徒達が立ち止まって「こんにちは」と挨拶をしてくれていました。また、1年2組の生徒達も、50分間集中して、しっかりと学んでいたように見受けられました。校長室に戻られた講師からは、「学校も落ち着いているし、『あったかあいさつ』が定着している良い学校ですね。」とのお褒めの言葉をいただきました。

本校の行動目標となっている「時を守り、場を清め、礼を正す」という言葉は、哲学者でもある教育者の森信三さんの言葉ですが、本日の講師の先生が10年以上前に、取り組み始めたものだそうです。また、本校スローガンの「あったか あいさつ あかるい四中」という合い言葉も、当時、あいさつの大切さを教えたいとの思いから、地域の皆様とともに始めた取り組みの一つだとのことです。

今、10年の時を超えて、しっかりと定着しつつあるこの行動目標も、あったかあいさつも、当時の歴史を伺うと、なかなか感慨深いものがあります。講師の先生がおっしゃるには、「大変だった時に、地域と保護者の皆さんに協力してもらい、支えられた。」とのことです。改めて、地域や保護者の皆様への感謝の気持ちをもつと共に、落ち着いて生活できているこの状況を、大切にしていかねばならないと感じました。  (文責 飯田)

戻りつつある日常

      

 チームワークが問われます。      久しぶりの活動ですね。        台風の影響で雨・・・

 今日から通常日課、6時間授業が再開されました。1学期以来です。残念ながら、台風の影響で市内一斉に、朝と放課後の諸活動は停止ということで、部活動開始は持ち越しです。

 肝心の授業ですが、今日参観した1年生の音楽では、ハンドクラップをグループ毎に練習していました。もちろん密集を避けて、ソーシャルディスタンスを保っての活動です(画像1番左)。それでも今までの全員前向きの活動と比べると、ずっと温かみの感じられる、微笑ましい様子に感じられました。

 昼休みには、体育館で、来週行われる生徒会立会演説会のリハーサルが行われていました(画像中央)。さすが四中を代表する生徒達、真剣な表情で参加していたのが印象的でした。本番では、まだ全校が体育館に入っての実施は難しいので、演説者と進行する生徒以外は、3年生のみが体育館で、1・2年生は教室でリモート参加とする予定です。

 グループ活動や異なる学級の生徒同士の交流は、どちらも緊急事態宣言下では制限されていた活動です。まだまだ予断を許さない状況は続いていますので、少しずつ、緊張感をもって、日常を取り戻していきたいと思っています。

 (文責 飯田)

 

 

緊急事態宣言解除に安堵せず

 

9月30日をもって緊急事態宣言が解除され、まん延防止等重点措置も適用されないとの報道がされています。このことを受け、昨日(9月28日)臨時校長会が開かれ、教育委員会から10月1日以降の学校教育活動についての指導がありました。

日々生徒達を目の前にしている私たちにとっては、待ちに待った宣言解除となりました。これを受け、学校では急きょ職員会議を開き、宣言解除後の教育活動についての大枠について伝達し、さらに各行事担当者とのミーティングを行いました。どの行事を,どのように実施するか。今から準備して実施できる範囲はどこまでか。今まで我慢させてきた生徒達の喜ぶ顔を想像し、職員の意欲も一段と上がってきたと感じます。

しかしながら、宣言解除に安堵してはいられません。担当者たちとの話し合いで共有してきたのは、子供の学びや行事での経験ばかりを最優先するのではなく、コロナ感染拡大防止とのバランスを忘れないことです。宣言が解除され、今まで以上に人と人との交流機会が増加するからこそ、より一層、感染予防への意識を高く持ち、取り組んでいかねばならないと思っています。

第6波は必ず来ると言われています。まだまだ余談を許さない状況は続いています。子どもたちの健康とのバランスを考えて取り組んでいきます。皆様のご理解とご協力を引き続きお願いいたします。  (文責 飯田)

生徒会役員選出の選挙活動始まる

       

 9名が選出されます。         情報発信は理科室設置のPCから・・・。  教室でマニフェストに耳を傾ける生徒達

 

来月5日に次期生徒会役員選出に伴う立会演説・選挙が行われ、次期柏第四中の生徒会の中心となって活動してくれる役員9名が選出されます。校内に掲示されている選挙ポスターやマニフェストの作成等、準備は着々と進められています。

最近の他校の状況を聞くと、競争選挙は減少し、信任投票のみの学校が増加しているようです。しかしながら、本校では3つの役職で競争選挙となります。学校のために活動しようという気持ちを持った生徒達が多いことを大変ありがたく思います。全校生徒が四中の将来を真剣に考え、当日の投票日を迎えてくれることと思います。

ところで、例年であれば、立候補者達が各教室を回る等の選挙活動を行うのですが、このような折りですのでそれも叶いません。そこで、リモートという形で実施することとしました。上記画像のとおり、立候補者は理科室からPCに向かって演説し、他の生徒達は各教室のプロジェクターに映し出された映像を見るという形です。コロナ禍のリモートによる演説ですが、メリット、デメリットをきちんと見極め、生徒達にとって、より良いものを作り上げていきたいと思います。

選挙管理委員の皆さん、準備は大変ですがよろしくお願いします。

 (文責 飯田)

中央委員会をリモートで実施

        

自分の教室で参加します     事前配布の資料で確認

 

   

発信元は少しさびしいです    駆け回る職員(中央黒色の服)

 

他クラスとの交流を控えなければならない状況下、生徒会中央委員会が実施されました。今まで行ってきたような、一つの教室に皆が集まっての会議ができないため、生徒会役員と各委員長達が、各自の教室でタブレットを開き参加するという形です。発信元の生徒会担当職員は、生徒のいない教室から、一人画面に向かって話し掛けていました。

生徒達にとっては初めての取り組みですので、タブレットの使い方にとまどう様子がそこここで見られました。生徒会担当の、もう一人の職員は忙しそうに廊下を走り回り生徒達のフォローに回りました。新しい事を取り入れていくのは、なかなか大変ですが、生徒達の安全を考えれば、この苦労もきっと喜びに変わっていくのだろうと思います

9月28日は、前期最後の委員会となります。今日の中央委員会を受けて、3年生の各委員長がリモートで委員会を仕切らなければなりません。今までの活動を振り返り、下級生達に「思いのバトン」を引き継ぎます。

 (文責 飯田)

進路面談始まりました。

 

    昨日から、3年生の進路面談が始まりました。これは、高校等受験に先立ち、その練習も兼ねて、3年生110名全員と校長が、校長室にて一人ひとりと個人面談をするものです。どの子どもたちも身なりをきちんと整え、普段とはちょっと違った雰囲気の中、おそらくよそ行きの言葉で、緊張感をもって臨んでくれています。いよいよ、本格的に受験モード突入という感じです。その一生懸命さを見るにつけ、ぜひ成功してもらいたいと応援する気持ちが強くなります。

   昨年度はコロナ禍ということもあり、受験で面接を実施する学校は減ったとのことですが、まだまだ多くの学校が面接や自己表現を取り入れています。ペーパーテストの点数のみならず、人物像も確認したいという高校側の思いがあるのだと思います。

   本年度、さらに面接実施校が減少するのか、または復活させる学校が増えるのかはわかりませんが、しっかりと受け応えをすることは将来的にとても大切な事ですので、これを機会に自分をしっかりと見直して欲しいです。また、しかるべき時に慌てないよう、常日頃から、誰とでも、きちんとした言葉遣いで応対するよう心がけていおくと良いですね。がんばれ四中生! (文責 飯田)

 

支えていただいています

   

裏門付近です         手慣れた様子でお掃除されます

 

 「学校の外壁沿いの草などを掃除しに行ってもいいでしょうか。」との電話をくださったのは、ご近所在住の川又さんです。前年度まで9年間シルバー人材として四中の環境整備に携わってくださった方です。本年度は市財政の関係で、シルバー人材事業がない?ようですので、100%ボランティアでの活動です。もちろん自主的に検温してくる等、コロナ対策を万全にして来てくださったのは言うまでもありません。

 長年、本校に関わってくださった方なので、一輪車や箒などの場所を把握しており、掃除も手際よくやってくださっていました。「毎日、自分が通る道なので、気になってたんです。」と明るい表情で話されていたのが印象的です。

 本年度は地域の方々と接する機会をほとんどもてていません。川又さんが見えたことを聞き、嬉しくてすぐに外に出ました。本当に良い学校、良い地域に来られたと改めて思います。皆さん今後も柏四中のために、どうぞよろしくお願いします。  (文責 飯田)

万全を期して給食

    

読書しながら待ちます。    当番一人ひとりに手指消毒 

 

  

 フェイスシールドと手袋    3年生は広々と廊下で配膳

 

 2学期が始まり2週間が過ぎました。コロナ感染拡大が懸念される中ですが、幸いにも本校の生徒達は、みな健康に過ごしています。生徒達はもちろんですが、感染に注意してくださっている保護者の皆様のおかげであると、感謝しております。

 さて、学校生活の中で最も心配される場面の一つに給食があります。以前のイメージで子どもたちが自由に会食をするとなると、非常に厳しいものがあります。しかしながら、今の給食の時間は以前とは一変、感染しないように意識化が図られています。

 給食当番は、手指消毒の上に、ビニル手袋、フェイスシールドを着用します。一クラスの人数が多く、密集してしまう3年生は廊下で配膳を行います。当番以外は読書をして待ちます。当然、黙食(黙って食べる事)です。それ以外にも、おかわりの盛り付けは教師が行う事、グループにせず前を向いて食べる事等を全校で行っています。

 楽しい会食とはいきませんが、「より重要なことは何か」を考えながら生活してくれている生徒達に感謝です。一日も早く、以前のような楽しい給食の時間が戻ってきてくれることを祈らずにはいられません。 (文責 飯田)

 

タブレットを使用した、班員との情報共有

 

「SDGs」の授業です。    タブレット上で情報共有します。

 AI(人工知能)やIoTの発達等、私たちを取り巻く社会の変化は加速度的に速さを増し、10年、20年後の世の中が予測しづらくなっています。そのような中、当然子どもたちが身につけるべき学力も以前とは変わってきています。新しいもの(こと)を創造していく力や、他者と意見を調整しながら(話し合いながら)解答を見つけ出していく力は、その一つです。

 本校では、本年度の研修テーマに「・・・言語活動の定着・・・」という文言を入れています。文字通り、言語を使用した、話し合いや発表、書く活動等を授業に積極的に取り入れようというものです。しかしながら、今、コロナ禍で班員とでさえも自由に話し合い活動ができない状況になっており、授業も難しさを増しています。

そんな中、先日、国語科の授業で行っていたのが、タブレットの「ジャムボード」というソフトを利用した情報共有のしくみです。上の画像にあるのはSDGs(エスディージーズ)を扱った授業ですが、一人ひとりが自分の意見をデジタル付箋に記し画面に貼ると、それが自動的に班員の画面上に反映し、皆で情報共有できるというものです。画面には5色ありますので、5人分の意見が反映しているということになります。この後、班員の意見を内容毎に(もちろん画面上で)分類するという作業をしたそうです。これを元にして文字入力をしながら意見交換(話し合い?)できるようになる日もそう遠くはないかもしれません。 (文責 飯田)

 

コロナ禍の授業(音楽)

   

手拍子の練習中です。     こんな感じで作成します。

 

 緊急事態宣言が今月30日まで延長になりました。学校では、宣言下でもできる事をできる範囲で行っていくしかありません。連日お届けしているオンラインでの学習はその一つです。

 授業の中で、1学期からとても苦労している教科の1つに音楽があげられます。飛沫飛散を考えると、合唱やリコーダー等の演奏は「感染症対策を講じてもなお、感染のリスクが高い学習活動(文部科学省発行 学校における新型コロナウイルスの感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~より)」として、活動が制限されています。

 そのような中、本校では、前年度までは行っていなかった「ハンドクラップ」という学習活動を音楽で取り入れています。いわゆる手拍子によるリズムうちという感じです。これを取り入れた教科担当の柔軟な発想に感心しています。また音楽が苦手な私としては、音符をスラスラと組み合わせてリズムを創作していく生徒達の理解力の高さと手際よさにびっくりしています。

 今日参観した授業では、生徒達は自分で音符を組み合わせてリズムを作り、それにあわせて手拍子を打っていました。今後合唱等を行う際の、音符読みの基礎作りとして優れた学習内容だと思いました。

 できることを・・・できる範囲で・・・、今後もしばらくは、感染リスクの低い学習活動を工夫しながら行っていくことになりそうです。  (文責 飯田)

 

 

初めての全校オンライン授業

教科書の範読中です 

教科書範読中です。       学年合同総合的な学習です。

 本日(9月8日14:30~)全校でのオンライン授業を行いました。接続方法説明や接続確認等を経て、ようやく実現しました。

 3年生は、修学旅行に関してのレポート説明等を、学年全体での集会という形で実施しました。発信元の学校側は、1つの教室に3年職員が集まり、パワーポイント資料を配信しながら行いました。ハウリング等の問題もありましたが、その都度問題解決していました。

 2年生は、学級毎に道徳の授業を行いました。教室には担任しかおりませんが、あたかも目前に生徒達がいるかのような話しぶりでした。担任はPCのカメラに向かって教科書の範読を行っていましたが、生徒達にはどのように聞こえていたのでしょうか。

 1年生は、事前にタイピングの課題を出しました。2:30~3:00の間に何文字打てたかということを、タブレットを通して報告することになっているということです。集計がどのようになったかが楽しみですね。

 オンラインでの学習には、事前に予想されなかった様々な問題が出てきます。ハウリング等の機器の問題や、参加している生徒の顔(反応)が見えない事等、様々です。まだまだ、課題解決の途中ではありますが、確実に前進していることは確かです。生徒達の、新しい学習形態に対する順応性の高さにもびっくりです。今後も試行錯誤を重ねながら、より良い形での新しい授業形態を目指していきます。                 (文責 飯田)

オンライン授業に向けて全校一斉に試行

 

全校一斉試行です。        「準備中」で開けません。

 

つなぎ方は覚えたようです。   14:30から各家庭で!

 前回記事の続きです。本日は全校生徒達が一斉にオンライン授業に向けて、タブレットでの接続を試みました。

 たまにTVで観ることがある、画面に担任及びクラスの仲間達が映り、それぞれが発言をするというあのイメージです。ただ、通信回線の関係で、動きが悪くなるのは予想されていたので、最初から音声と画像をオフにして試行しました。しかしながら、通信回線の遅延は予想以上で、どのクラス・生徒も、いわゆる「PCが固まる」状態が続き、回線がつながるまでに10分以上はかかっていたようです。

 本日帰宅後の14:30分から、全校生徒がオンラインの練習で、タブレットを繋ぎます。学校からの一斉通信とは異なり、各家庭からの通信であり、回線もそれぞれなので、うまくつながるのではないかと期待しています。これが成功すれば、大きな前進です。

オンライン授業に向けて研修中

  

配信先の生徒達に話し掛けます  インカメラの設置場所を検討中

緊急事態宣言下で始まった2学期、いつ学級閉鎖、休校ということになるか分かりません。またコロナウイルス感染拡大の中、登校したくても登校できない生徒達もいます。

そのような折りですので、本校では、どのように学習支援をしていったらよいか、何ができるのか等について、教科部会や学年会を開き、グループで、もしくは個々人が、毎日のように考え、話し合い、試行しています。通信回線の大きさの問題や、乗り越えなくてはならない技術的な課題がたくさんあります。

上の写真は、1年職員が「オンラインでの授業」が可能であるか、どのような問題があるか等を、1年1組生徒達の協力を得ながら試行している場面です。すぐに100点満点の学習支援とはいきませんが、できることから一歩ずつ行っていきたいと頑張っています。

また、本日放課後には、生徒会担当職員の発案で、選挙管理委員会をリモート会議で実施しました(不特定多数との交流を避けるという考えです。)。各教室内に選挙管理委員1名のみが、タブレットを起動させて参加するという方法だったため?か、通信回線の問題が生じることなくスムースに行えたとの報告を受けています。新しい会議の方法として応用していければいいなと思います。

終わりの見えない状況下、保護者の皆様には、何かとご心配をおかけすることもあるかもしれません。職員も今までに経験のない事に挑戦し、学びを止めないよう、活動を継続していけるよう頑張っています。どうぞご支援をよろしくお願いします。(文責 飯田)

避難訓練を実施しました。

 

皆、無言でもぐりました。     避難経路図は全学級前扉に!

9月1日防災の日、全校一斉の避難訓練を実施しました。コロナ禍ですので、放送指示による一時避難のみ(各自が机の下にもぐる避難のみ)の実施です。その後、安全主任から避難時の留意事項等(下記参照)を話しました。

・一時避難では机の下にもぐり、頭を隠す。

・机が動かないように机の脚をつかむ。

・避難時は「お(おさない),は(走らない),し(しゃべらない)」を守る。

・出火元を確認し、避難ルートを考える。

・地震の際はカーテンを閉めるが、火災の際はカーテンを開ける。等

 滅多に起きない自然災害ですが、いざという時のために,毎年訓練を積み重ねています。これを機会に、ご家庭でも避難場所や非常持ち出し等の確認をしていただいてはいかがでしょうか。

「自分は今、何をすべきか」

  

始業式らしくありませんが・・・   静かに聞いてくれています。

 緊急事態宣言下での2学期始業式となりましたが、多くの生徒達が元気な顔を見せてくれました。夏季休業中、大きな事故なく今学期を迎えることができたのは、保護者の皆様のご協力のおかげだと思っております。感謝申し上げます。始業式は、例年のように体育館で一斉にという訳にはいかず、上の画像のように、密を避け各教室で放送を聞くという形での実施となりましたが、生徒達は、しっかりと話を聞いてくれていたようです。

始業式では、次のような話をさせていただいたので紹介いたします。

・・・前半略・・・今日は2学期を迎えるにあたり、気持ちの持ちようで学校は変わるという話をしたいと思います。・・・中略・・・今学期は予定されていた様々な行事変更等がありますが,学校の主役が生徒の皆さんであることには変わりありません。学校が良くなっていくか、逆の方向に行ってしまうかは皆さん次第です。そこで皆さんには、学級や授業、委員会や係活動、また部活動で、どうしたら集団が良くなるか、そのためには「自分は今、何をすべきか」ということを考えて行動して欲しいと思います。

このことに関して、アメリカ合衆国の第35代大統領、ジョン・F・ケネディさんは、就任演説の中で、アメリカ国民に向けてこんなことを話したそうです。「国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを考えてください。」

この言葉を学校に当てはめれば、学校や先生が生徒のために何かしてくれるのを待つのではなく、生徒のみなさんが学校や学級、部のために何ができるかを考えてくださいということになります。

与えられるのを待つのではなく、自分で考えて行動するということです。先生たちが何もしないということではありません。先生たちも今まで通り、もしくは、コロナ禍ですので、今まで以上に頑張ってくれます。その上で皆さん一人一人が「自分には何ができるか」を考えて欲しいということです。

柏四中には379名の生徒がいます。その一人一人がこのような考え方をもち行動できたなら、学校は大きく変わることでしょう。皆さん一人一人が、「自分は今、何をすべきか」を考え、行動していくことで、柏四中をさらにすばらしい学校にしていきましょう。(以上 始業式での校長の話より)

子どもたちは無限の可能性を秘めています。だからこそ、与えられた環境に満足するのではなく、より視野を広く持って、より柔軟に思考する主体性をもった大人に成長してもらいたいと思っています。  (文責 飯田)

創立50周年記念事業 実行委員会発足!

   
     実行委員会発足!      担当毎の話し合い

    柏第四中学校は、昭和
48年の開校以来およそ半世紀の間に8772名もの卒業生を輩出してきました。保護者の皆様の中にも、本校を卒業された方がいらっしゃると思います。四中は地域との結びつきが強く、常に地域の皆様に見守られ、ご協力いただいていると感じています。地域に根ざす学校として、これからもより良い学校を目指していきたいと思っています。

次年度秋には創立50周年を記念して周年行事を行います。この歴史的な区切りの行事に携われることを光栄に思います。先日保護者の皆様には周年事業実行委員募集の形でお知らせしましたが、今回、綾 良仁元本校PTA会長に実行委員長を、寺嶋康栄現PTA会長に副実行委員長をそれぞれ快くお引き受けいただき、13名の方々と共に、実行委員会を発足することができました。まだ詳細は決まっていませんが、記念式典や記念誌作成等を行って行く予定です。今後、折に触れ情報提供していく予定ですので、ご理解とご協力をお願いします。

宗形栄養士が着任しました!

    
宗形栄養士さん。         「検食」します。

6月30日付けの文書でお知らせしたとおり、駒形栄養士が産前休暇に入ったため、7月12日に、宗形香代子(ムナカタ カヨコ)栄養士が着任しました。

宗形栄養士は、これまで柏市以外にも、松戸市、流山市、野田市、我孫子市の小・中学校30校以上で務めてきた大ベテランです。今までの豊富な経験を生かして、安全でおいしい給食を作ってくれると思います。野菜納入業者とのやりとりの話を聞かせてもらいましたが、即戦力として大活躍で、安心して給食を任せられると感じています。

家では「イングリッシュ・セッター」という種類の犬を飼っているそうです。1時間位かけて行う犬の散歩が趣味だそうです。校内であったら気軽に話し掛けてあげてください。

左上の写真は、毎日行う「検食」のために、宗形栄養士が本日の給食を運んできてくれた場面です。生徒が食べる30分以上前に校長が試食し、異物混入や味付け等をチェックします。   (文責 飯田)


                        

1学年スポーツ大会開催

   
ドッジボール大会         ボールを飛ばしてバトンタッチ
    
クラス対抗リレーです。      工夫を凝らした種目ばかりです

 今まで延期になっていた1学年の「スポーツ大会」が、さわやかな風薫る(ちょっと暑かったですが・・・)好天の中で行われました。

前半は、頭脳の部と称して室内で「クイズ大会」「クラス紹介動画」が上映されました。動画撮影や編集作業等があり大変だったようですが、できはいかがでしたでしょうか。

後半のスポーツの部は、コロナ禍ということで、ソーシャルディスタンスを意識した競技でした。ドッチボールに続いて行われた「布でボール運び」は、2メートル四方の布の四隅を4人で持ち、真ん中のボールが落ちないように運びます。「東海道五十三次」は、一輪車でボールを運んだり、タイヤに乗せた友達を引っ張ったりするリレーです。どちらも工夫を凝らしたクラス対抗種目でした。

Make up For our lost time  ~私たちの失われた時間を取り戻せ!!~」というテーマのとおり、それぞれのクラスが,十分に楽しめているように思えました。また、早くゴールしたチームが、まだゴールできないチームを応援したり、励ましたりする姿が見られ、生徒達の優しさを垣間見られた大会でした。

 これだけの行事を,実行委員中心に自分たちで作り上げてきた1年生のこれからの成長が大変楽しみです。 (文責 飯田)
  

脱いじめ傍観者教育

      
 真剣に講師の話を聞いていました。 

 先日、1年生全クラスで、いじめ防止についての授業が行われました。ストップイットジャパン株式会社から専任講師が来てくださいました。『ストップイット(STOPit)』は、いじめを匿名で相談・報告できるアプリで、この授業は、柏市がいじめの未然防止・早期発見・早期対応に向けた取り組みの一環として、平成29年度から柏市内の中学1年生全員を対象に行っているものです。もちろん柏市内全ての中学生がいじめ相談を無料で行えます。柏市教育委員会に直接相談できますので、学校では相談しづらいことなども安心して話せるのが特徴です。スマートフォンやパソコンがない場合は電話での相談もできます。

さて、この授業では、いじめが起きている時に、いじめを止めようと、行動できる人と、行動できない人との差異はあるものの、どちらにしても学級内の「いじめられている人を心配する雰囲気」が強いといじめは止めやすいという話がありました。さらに「クラスの雰囲気は一人ひとりが作っていくもの。毎日の一人ひとりの態度が大切です。」との言葉が印象的でした。ぜひ、困っている人がいたら、放っておかない温かなクラスにして欲しいですね。

『ストップイット(STOPit)』に関するプリントは1年生全員に配付されています。ご家庭でも話題にしていただけると子どもたちの意識も高まっていくものと思われます。  (文責 飯田)