校長室だより

【校長室】運動会練習着々と

  ゴールデン・ウィーク開け,欠席者の増加を危惧しておりましたが,校内では連休前より欠席者が減少し,子どもたちは元気に活動しています。今週は雨予報の日が多かったのですが天気は持ち直し,子どもたちも太陽の日差しの中元気に校庭を駆け回っていました。運動会練習も着々と進んでいるようです。どの学年も表現運動の練習を中心に取り組んでいました。

 市内小中学校の動向を調べてみると,小学校42校のうち,15校が本校と同日の5月21日に運動会が予定されています。今年度一番早い開催日となるようです。続いて翌週28日に12校。27日に1校。合わせて28校が春運動会。残り14校が秋に。

私が教員になりたての頃はほぼ秋開催だった運動会も,小学校では2/3が春開催になっています。中学校はまだまだ秋開催が多く,春に開催するのは市内20校中3校ほどのようです。小中合わせると、ちょうど半々になっています。

 春(5月)・秋(9月)開催のメリット・デメリットを考えてみました。春開催はやはり,気候がよく,熱中症の心配が薄れるが,進級後まもなくの実施となり,特に入学直後の1年生の負担が大きいといえます。逆に,秋開催は,夏休み明け,残暑厳しい中での練習による熱中症が危惧されるが,夏休みを越し,1年生は体力がつき,よりたくましさも増します。高学年もひと回り体が大きくなり,よりダイナミックな走りが期待できるようになるといえます。春開催が徐々に増えてきている背景には,ダイナミックな演技よりも,安心・安全な開催を優先して運動会が実施されるようになってきているとも言えます。

 気候で有利な春開催といえ,今年は寒暖の差が激しい日々が続いております。コロナ感染防止対策とともに,熱中症対策も十分行いながら練習に取り組んでいきます。お子様の体調管理に十分ご留意願います。

 (5年生の練習風景)

 (6年生の練習風景)