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5月29日(金)台風接近と3学年数学「有理数と無理数」
〇今週で5月が終わろうとしています。天気予報では現在、台風6号が接近していると伝えています。影響は来週になりそうです。私も「台風は夏から秋に多い」のイメージが強いですが、実は春先でも台風自体は南の海で発生しているようです。さらに調べると、5月は台風の発生数自体は少ないものの、発生した台風が日本に近づく割合(接近率)が約70%に達し、月別で最も高くなっています。そのため、ひとたび台風が発生すると日本へ向かってきやすくなります。
〇原因としては、高気圧の位置と偏西風の影響のようです。台風は自力で進む力が弱く、周囲の風に流されて動きます。春(5月)は、日本の南にある太平洋高気圧の勢力がまだ弱く、日本の南海上にとどまっています。その為、台風は高気圧の縁を回るようにして、日本付近へ向かうルートを通りやすくなります。さらに、日本上空を流れる強い偏西風に乗ることで、速度を上げて一気に近づいてきます。
〇今日体育祭を実施する市内の中学校は3校あります。今日は真夏日の予報ですので、その学校はどれも熱中症対策を万全にして行うことでしょう。本校は火曜日に終えましたので、その点は安心ですが、生徒たちには今日までの疲れを回復し、6月と7月を乗り切ってほしいと考えています。
〇3年生の数学は、「平方根」という新しい数を学び始めています。中1で「負の数」という新しい数を学んで以来、2年ぶりに新しい数で数学の世界を広げています。数学は新しい数や概念を導入することで、その独自の世界を展開していきます。この先高等学校になると、今度は「虚数」という新しい数が出てきて、その先も同じような過程を経ながら、今の現代数学に繋がっています。
〇今回の授業では、新しく学ぶ「平方根」と小学校からここまで学んできた数の関係について学んでいました。後者を「有理数」と呼ばれるのに対し、ルートの付く数(平方根)は、「無理数」と呼ばれます。その仕分けの際に、「無限小数」「循環小数」「非循環小数」という新しい数の呼び方が入ってくるので、私もかつて数学を教えていた頃は、生徒に理解させるためにいろいろと苦労したものです。
〇授業の導入でまず、「その数が分数にできるか、否か」を扱います。なぜなら、有理数は「分数の形で表せる数」、無理数は「分数で表せない数」と定義されているからです。そしてこの数学的な定義を教えた後、「分数と小数の互換性」に触れ、その中で「分数を小数に変換する」ことと、逆に「有限小数や循環小数を分数に変換する」ことを、並行して確認していました。ただ前者は小学校で既習していますので、今時では主に後者の計算を理解させていました。ただなかなか一度では深い理解までいかないので、復習が必要です。
須藤昌英
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