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4月14日(火)通学路点検と第3次柏市教育振興計画(令和8年3月~から5か年)
〇朝は1年生の各教室から、校歌を練習する初々しい歌声が聞こえてきます。まだ大人の声になりきっていない生徒も多く、校舎裏でなく小鳥のような澄んだ歌声です。これから徐々に変声期に入りますので、声が出しにくくなりますが、自分の声で歌う楽しさは持ち続けてもらいたいです。
〇昨日の放課後、教職員で分担し、学区内の通学路に危険個所等がないかを点検しました。毎年この時期に行う学校の通学路点検の主な目的は、生徒が事件や事故に巻き込まれるのを未然に防ぎ、安全に登下校できる環境を整えることです。具体的には、3つの観点から点検を行います。
1.交通安全の確保
登下校中の生徒が交通事故に遭わないよう、道路環境を確認します。点検内容としては、交通量が多い場所、見通しの悪い交差点、歩道の有無、信号機やカーブミラーの設置状況などです。状況改善が必要な場合は、教育委員会や警察署へグリーンベルト(路側帯の着色)の設置や防護柵の修繕、交通標識の追加などを要望します。
2.防犯・防災対策
事件や自然災害から子供たちを守るためのチェックです。特に防犯の観点では「入りやすく、見えにくい」死角となる場所や、不審者が出没しやすい箇所の把握をします。防災の面では、地震発生時に倒壊する恐れがあるブロック塀や、大雨の際の冠水箇所、崖崩れの危険性の確認が重要です。
3.関係機関との連携と情報共有
各学校(小学校、中学校、高等学校の連携を含む)、保護者(PTAサポーター)、教育委員会、警察、道路管理者(市区町村など)が合同で点検を行うことで、現状を正確に把握し、迅速な対策につなげていきます。
〇私もそのために朝からバイクで通勤していましたので、学区内を一回りしました。学区としては本校から東南方面に広がっており、特に県道51号線(柏~市川)はこの地域では交通量が一番多いので、信号のある横断歩道を渡ること、帰りがけに歩道などで集団で話をしていると、安全上は問題ありませんが、他の歩行者の邪魔になる可能性があることは、今後も繰り返し指導していきます。
〇また道路舗装や建物建設などの一定期間に行う工事などは、事前に学校へも連絡がありますが、ご家庭でも留意をお願いします。さらに自然が豊かに残っている場所が点在している反面、暗がりが多い道路もあるので、通学だけでなく普段の通行などの際も、不審者等に気をつけるように声をかけてください。
〇柏市には、小学校42校、中学校21校、高等学校1校で64校の学校があります。そのすべての学校が目指す姿を示したのが、「柏市教育振興計画」であり、先月からその第3次計画がスタートしています。令和12年までの5か年計画です。
〇メインテーマは、「自他の対話を大切にしながら、学び続けるかしわっ子」で、サブテーマが「よりよい自分 よりよい❛かしわ❜を目指して」です。概略版にQ&Aがありましたので、引用します。
Q なんのための計画なの?
A この計画は、柏市の学校をよりよくしていくための計画です。
最近、私たちの生活にはいろいろなことが起こっています。たとえば、子どもの数が減ったり、外国の文化や新しいデジタル技術がどんどん広まったりしています。それに、新しい病気が広がったり、大きな自然の災害が起きたりして、世界がどうなっていくか予想することがとても難しくなっています。このような時代の中で、柏市で育つみなさんが、学校での勉強や学ぶ楽しさをもっと広げて、将来大人になったとき、豊かで幸せな生活を送れるようにするための計画を作りました。
Q これまで柏市ではなにをしてきたの?この計画が目指ざすものは?
A 柏市では、「みなさんが元気に楽しく学校生活を送るためには、どんな学校にしたらよいか」を考えました。そして小学校、中学校、高等学校で学ぶみなさん「かしわっ子」が、ずっと笑顔で過ごせるように、「よりよい学校にしていくこと」を目指した目標を決めました。この目標である「柏市未来みらいにつなぐ魅力ある学校づくり基本方針」は、みなさんが仲良よく学べる学校、安心して成長できる学校を目指ざして作りました。みなさんが一緒に学んで楽しめるようにすることや、学びやすい 環境を整ととのえることなど、大切なポイントがたくさんつまった目標です。
〇また「柏市で育む『学ぶ力』とは」として、次のような説明があります。「柏市では、ペーパーテスト等で測ることができる学力だけでなく、自ら考え判断する力や表現する力、とりわけ、外側からは見えにくい、子どもの内面的な『学びに向かう力』を重要視し、育成に取り組んできました。具体的には、
●知識・技能を活用し、自ら考え判断・決定し、表現・行動できる力
●子どもたちに身に付けてほしい「4つの力」
(自他と対話する力、自他を大切にする力、学び続ける力、よりよくしようと挑戦する力)
●認知能力と非認知能力の調和により身に付く『生きる力』です。」
〇なぜこのような計画があるのか?この計画の背景についても、「いま、社会で何が起こっているの?」として、5つのポイントが書いてあります。私もいつも同じことを考えていますので、引用します。
1 日本の人口は、どんどん少なくなってきています。お年寄よりの数は増えていくけれど、子どもの数はだんだん減っています。
2 すべての子どもが、自分に合った方法で学びながら、友だちや地域の大人と一緒に意見を出しあい、助け合うことで、もっとよい学びができるようにすることが大事だといわれています。
3 これからは、お金で豊かになることだけでなく、心が豊かで健康 でいること、つまり「ウェルビーイング(Well-being)」がとても大切だと考えられています。(ウェルビーイングは、心も体もよい状態にあることです
4 コンピュータやスマートフォン、インターネットやAI技術が広 がり、学校や生活が大きく変わってきています。たくさんある情報の中から、本当に大事なものを見分ける力や、ルールを守 って使う力が求められています。
5 世界のいろいろな国が前よりもっとつながって、助け合ったり、モノやお金をやりとりしたりするようになっている今の社会では、世界で活躍できる人を育てることがますます大事になっています。
〇私も柏市の小・中学校で学びましたので、今柏市の教員として働いていることは、一つの「恩返し・恩送り」だと感じています。新年度がスタートしたこの時期こそ、もう一度「柏市が目指す教育のゴール」について、考えを巡らせています。詳細は、柏市のホームページでもご覧になれますので、一度見てください。
須藤昌英
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