土っ子の様子(令和3年度)

土っ子の日記2021

来年度に向けて土小で育む力を検討しました。

今年の学校経営グランドデザインには、学校の教育活動の目標となる「土小の6年間で育てる資質・能力」=「卒業の時に目指す姿」を先生方が話し合って決めました。百年桜等で9つの資質・能力として広報をし、様々な教育活動の目標として機能させてきました。

来年度に向けて、コミュニティースクールとしていくために、地域の方や保護者の皆様と共有できる目標としていくためにも、言葉を絞り込んだり、ねらいをわかりやすくしたりできるように、プロジェクトチームに分かれて検討をしました。

 

 

各プロジェクトで9つの資質・能力を整理して、わかりやすくまとめたものをプロジェクトリーダーが持ち寄り、校長室で練り上げていきます。

 

来年度に向けて9つの資質・能力が4つに絞られ、さらにそれは柏市が示す学ぶ意欲と習慣を身に付けるために掲げる資質・能力である”4つのC”と関連させて決まりました。

令和3年度の 卒業時に目指す姿(9つの資質・能力)

かしこく  ・学んだことを、生活や社会の中で活かせる【Concept 見通し】

      ・問題や課題の解決に、粘り強く取り組む 【Callenge 粘り強さ】

      ・多用な手段を目的に応じ活用することができる。  

やさしく  ・他者のことを知ろうとしたり考えたりできる

      ・異年齢の人と積極的に関わり、困っている人を助ける【Control 自己肯定】

      ・多様な価値観を認め合うことができる

たくましく ・自分で目標を持ち、調整しながら進み続ける【Communication 協働】

      ・何度も挑戦し、トライ&エラーで新しい方法を見つける

      ・悩んだ時に前向きに解決に向かうことができる

        

令和4年度 卒業時に目指す姿(4つの資質・能力)

・自分を知り、自分を表現する  Control 自己肯定

・他者を認め、他者と助け合う  Communication 協働 

・目標をもって、調整しながら、粘り強く取組む Callenge 粘り強さ

・学んだことを、実生活や実社会で活かす Concept 見通し  

 このことを元にして、具体的な取り組みを今年度末までに決めていき、来年度4月13日には新しい土小の教職員と学校運営協議会のメンバーとで、地域も入れてさらに具体化させていきます。さらに、そこから授業レベルに取り入れていくワークショップは、6月の土曜参観時に計画している「教育ミニ集会」で保護者も地域も入って話し合っていきたいと考えています。

3年生が総合的な学習で調べた昔と今を比べたことを発表しました

100年前と50年前と今、色々な物や生活の様子をこの3つの点で調べ、わかったことをまとめて発表をしました。お互いが調べたことを3年生同士で発表し合い、聞き合いながら、もっと調べてみたいを見つけていました。

 

 

遊び方、お米の炊き方、印刷のしかた、お弁当箱、テレビ、はきもの、色々なものを調べて比較しています。今が全て良いというわけでもなさそうですね。昔の方がよかったものもあるようです。

 

発表の仕方も、身振り手振りを入れて、聞いている人が楽しめるような工夫をしているグループもあります。このように、自分の言葉で説明できるようになることがよいですね。「何度も説明したから、できるようになった」と言っていました。お互いに説明し合うことが大切ですね。

 

123回目の卒業生は感謝と共に堂々と巣立っていきました。

令和3年度 第123回卒業証書授与式は卒業生65名全員が出席し、元気のよい返事と、卒業に込めた一言を土小の体育館に響かせ、一人一人がしっかりとした姿勢で証書を受け取りました。

卒業式は最後の授業、そこで実現する姿を「堂々と」「感謝」と決め、今年の書星会で文部科学大臣賞をいただいた児童の手で、入り口に・・・

 

全員で記念写真を撮影したあと、いよいよ式の開始です。

 

9時30分、威風堂々のフィナーレメロディーに合わせ、曲に相応しい姿で入場しました。

 

 

一人一人、卒業証書を受け取ります。呼名する先生は6年生の先生が交代しながら呼名をします。クラス担任ではなく学年担任として子供たち全員を2人で指導して、最後も交互に一人一人の名前を呼びながら、心は一つで子供の姿を見届けます。

 

「旅立ちの日に」を全員で声を合わせ、美しいハーモニーを響かせ・・・

今別れの時、飛びたとう 大空へ・・・

 

退場は「Departure 出発」の曲と共に、一人一人、胸を張って、ほんとうに胸を張って体育館を後にしていきました。

 

 

 

先生方から一言ずつ はなむけの言葉をいただき・・・

 

小学校での授業時間5785時間の最後の授業「卒業式」を終えて巣立っていきました。

「ご卒業おめでとう!」

 

 

 

 

卒業式 最後の授業にのぞむ6年生

3月16日 卒業式の朝は、凛とした空気の中で迎えました。

卒業式の会場の最後の準備をする先生方・・・ライブ配信の準備も整いました。

 

 

子供たちが、ランドセルを背負って登校してきます。最後の授業をどのような姿勢で、態度で、服装で迎えるか、そこへの持ち物にはランドセルとみんなで話し合って決まっています。小学校の卒業式らしい登校の姿で、土小の百年桜の前を通りすぎていきます。

 

 

さあ!卒業式だ!

卒業生をお見送りして、408名で学校にいる日の最後でした。

今日は午後から卒業式の準備です。5年生がみんなで協力して卒業式準備をします。

1年生から5年生で、6年生への感謝の気持ちを込めて、お見送りをしました。

昇降口から100年桜に向けて通路をつくり、6年生がその間を通っていきます。

 

 

 

2021年度の子供たちが一堂に会する機会は、始業式の朝だけでした。最後に校庭で見送りをしながら、100年桜にも見守られて・・・全校の子供たちが同じ空間で別れを惜しむことができました。

明日の卒業式もきっと素敵な式になるでしょう。

つくし学級でも卒業パーティーが開かれました

つくし学級の3クラスが全員集まって、卒業パーティーを行っています。

最初はゲームから、とても盛り上がって楽しそうな声がたくさん響いています。

 

 

最後は全員から6年生に手作りのプレゼントが渡され・・・

みんな涙 涙 涙 の感動のパーティーでした。

6年生が卒業してしまうのはさびしいね・・・・

6年生は小学校最後の通知表 そして明日への自主練習

6年生は、4月から学年担任制という形で2人の先生が交代しながらそれぞれの学級の指導を行ってきました。

ですから、通知表を渡す時も二人の先生からそれぞれコメントをいただきながら渡されます。

 

通知表を渡された後は、明日の卒業式に向けて自主的に体育館で練習をしたり、教室で最後の片づけを行ったり、自分で考えて生活をしています。

 

自分で目標を持ち、調整しながら進み続ける姿がみられた、6年生卒業前日でした。

卒業式に向けて体育館をワックスがけしていただきました

卒業式の前日準備を明日に控えて、今日の午後4時半過ぎから、体育館開放で利用している団体の方々が体育館のワックスがけをしてくださいました。

コロナ感染防止対策により、体育館の開放が止まっているにも関わらず、丁寧にワックスをかけていただきありがとうございました。

 

 

きれいに輝くようになりました。ありがとうございました。

卒業式予行を行いました

今日は卒業式の予行を5年生が参加して行いました。コロナ以前は5年生も卒業式に参加をしていましたが、今年は感染対策のために保護者2名までの参加だけにしています。

卒業式の雰囲気を感じ取り、小学校での最後の授業となる卒業式にどのような気持ちで臨むのかといった目標を持つために、予行に5年生が参加しました。

 

卒業生の入場には5年生の拍手が加わり、本番に近い形になりました。

 

卒業証書をもらう前に、将来の夢や今までへの感謝など、一人ずつ檀上から会場に伝えます。この言葉を5年生が受け止めながら、5年生の姿勢を良くなっていきました。

 

 

6年生の姿勢が5年生の姿勢をつくり、バトンの受け渡しが予行を通じて行われていきます。

 

 

コロナ禍で合唱の機会が少なかったのが残念でしたが、今まで歌えなかったことを克服するようにきれいな歌声を響かせていました。

 

予行が終わったあとは、お互いに向かい合って、お礼を伝えて終わりました。6年生も練習の成果を生かした立派な姿勢で臨めましたし、5年生も卒業式の雰囲気を感じた姿勢になり、お互いに伸びることができた1時間でした。

さあ、16日の卒業式に向けて、最後の準備をしていきましょう。

 

 

東日本大震災から11年 3月11日です

土っ子のみなさん。

今日3月11日は、日本にとっていつまでも忘れてはいけない日の一つです。

それは、今から11年前の2011年3月11日に、日本では観測史上最も激しく揺れた地震、東日本大震災が発生した日だからです。

その地震によって、千葉県から北海道までの広い範囲に津波が押し寄せました。その津波に飲み込まれたり流されたり、地震が影響して、亡くなった方は約16000人、今も行方がわからない人が約2500人もいます。

千葉県でも津波で亡くなった方がいますが、福島県・宮城県・岩手県では多くの方が命を落としました。この津波はものすごく大きく強い津波でした。津波の被害を調べに、地震から1年たった福島県の様子を見に行きました。その時の様子をまとめた写真を各クラスで先生から見せてもらってください。

福島県の様子は、地震から1年たっても地震が起きた時とほぼ同じでした。それは、原子力発電所の爆発で広がった放射能の影響でした。柏市でも大きな被害があり、校庭の土を入れ替える作業をして、その時に工事して取り除いた放射能で汚染された土は、今も校庭に埋めてあります。放射能で汚れた土が元通りの土になるには、何百年もの時間が必要なのですよ。今日は、そういう大きな被害がでた 東日本大震災が起こった日なのです。

今日は校庭に日の丸の旗を半分の高さであげています。半旗といいます。これは亡くなった人へのお祈りの気持ちを表しています。もうすぐ地震が発生した2時46分になります。2時46分から1分間、土っ子全員で黙とうをして、地震で亡くなった人や、まだ行方不明で見つかっていない人へのお祈りをしましょう。

では、全員たってください。時報に合わせて目をつぶって、お祈りをしてください。