逆井小日記 令和5年度

2022年10月の記事一覧

5年生校外学習

埼玉の「SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ」に行ってきました。

2つの施設があり,一つ目の「くらしプラザ」では契約をテーマに,シアターや展示フロアで学びました。いずれも楽しみながら学ぶことができました。

二つ目の「映像ミュージアム」では,映像編集体験,合成映像体験,そしてニュース映像制作等もグループで体験できました。ニュース映像制作は,キャスター,ディレクター,プロンプター,カメラマンなどに役割分担して協働して作品を仕上げ,子ども達も達成感を得られた表情でした。

【1組カメラ】

【2組カメラ】

 

3部と2部の歌声をあわせて

6年2組の子ども達の歌声を,2年2組の子ども達が聴きました。6年生は3部に分かれているので,歌声に臨場感があります。2年生はその歌声に圧倒されたようです。でも,2年生も2部で歌えるように挑戦しており,2年生の歌声も6年生に聴いてもらいました。最後に学年一緒に歌いました。

6年生いのちの授業

男女の心と体の性差,一人一人が奇跡的な存在であること,実際の誕生の様子の映像など,とても充実した内容で,2時間近い内容でしたが,子ども達はとてもよく聞き入っていました。

子ども達の質問には,「双子の誕生はどのようにしておこるのか?」「助産師になるにはどうすればよいのか?」「受精の際,女性の心や体にどのような変化が起こるのか?」ととても深い内容の質問が出てきました。また,感想も自分の言葉でよく発表していました。

助産師の方,視察の教育委員会の方々からも,子ども達のお互いの話の聞き方がよいこと,自分事として質問や考えを発表できることを褒めていただきました。

 

「みんなの子育て広場」事業として,PTA学年部進行による保護者の会も行いました。講座終了後,助産師の方を引き留めてお話を聞く方々が後を絶たず,とても充実した講座となりました。

 

【保護者の感想より】

・性に対して,具体的にわかりやすく教えてくださり感謝します。親として子どもにどう教えていくべきか悩んでいたところだったので,とても参考になりましたし,大人でも知らなかった事もあったので勉強になりました。出産のビデオでは自分の時を思い出してしまって涙が出ました。この時の気持ちを忘れずに今後も子育て頑張ろう!と思いました。参加させて頂きありがとうございました。来て良かった授業でした。

・私の子どもは,まだ2年生ですがあと3年でもしかしたら初経を迎える可能性があると思うのです。今でも「赤ちゃんはどこから来るの?」と質問を「こうの鳥と言う幸せを運ぶ鳥が来るのよ」とだましながらですが,まずは心のあり方からの勉強。そして,自分がどうしたい,自分はどう思ったなどの自分の心の問いを今からでもやってみる大切さや,話すときのI(主語)を大切にすることはやってみたいと思いました。

・自分が小学生の時,女子だけ別室に集まり,性教育を受けたことを思い出しました。今は男子も一緒に教育を受けることに驚きました。そして男子がふざけることなく真剣に話を聞いていることに感動しました。男女の体についてお互いに学ぶことは,お互いを大切な存在として認める事につながるのだと思いました。思春期真っ只中の息子に,まだ性教育ができていません。しなくてはと思いながら,今になってしまいました。今回の授業をきっかけに息子のサインを見逃さず,タイミングを逃さず,彼に命の大切さを基本に性の話をしていきたいと思います。

・来て良かったです。とても素晴らしいお話が聞けました。出産を経験した大人の自分でも,恥ずかしいくらい知らないことがありました。6年生でこのような授業を受けられるのはとても大切なことだと思います。もっと沢山の人に聞いてほしかった。とても分かりやすい授業でした。感動しました。男の子の親として,性に対してきちんと対応してあげたいと思いました。お二人の助産師さん,本当にわかりやすい授業をありがとうございました。

・「性は心の生き方そのもの」心と体の大切さを分かりやすく子ども達にも教えて下さり,すごく良い講習でした。大人になるとは,自分とは何かを考え,「あなたはあなたのままで良いよ」というメッセージがとても印象に残りました。来年の6年生にも是非聞かせてもらいたいです。

 

4年2組初任者研修

算数「計算のきまり」。並んだドットの数を求めるのに,どのように式をたてればよいか考えます。まずは,子ども達が個々に考え,その考え方を共有していきました。抽出した考え方を掲示し,どのように考えたかグループで相談します。子ども達が自然に話し合える関係になってきているようです。途中で図を隠し,計算式だけ示したものを取り上げ,その子はどのように考えたか子ども達に想像させました。教材も見せ方によって子どもの思考を活性化させることができます。

 

 

6年生の学習風景

1組の算数は四角柱の体積の求め方を考えていました。これまでも直方体や正方形の面積の求め方は学んできましたが,底面積との関係に気付くことで,今後学ぶ円柱や三角柱の体積を考えていくことができます。

担任は,積み重ねることができる立体模型を使い,子ども達にイメージを持たせてから個別・グループで考える時間を設けました。男女区別なく,学び合う関係性を築いており,素晴らしかったです。

 

2組の理科では金属の溶け方を学んでいます。鉄やアルミニウムを塩酸で溶ける様子を観察し,溶けた金属はどこにいったかを皆で考えていきました。「液体の中に溶け残っている」「気体になって外に出て行ってしまった」など意見がありましたが,それを確認するために液体を蒸発させて,その成分の特徴を調べていきました。危険な薬品を使う実験なので,担任は丁寧に作業指示を行います。子ども達はよく聞いていて,安全な実験をすることができました。

理科支援員は,試験管等の区別ができるよう,ラベルだけでなく色付きの輪ゴムを付けていました。このような細やかな配慮も実験事故を防ぎます。

1年生の学習風景

 1組図工は「はって かさねて」。薄いお花紙を丸めたり,切ったり,ねじったりして紙に貼り付けていき,生き物を表現します。はじめから作りたいものを決めて取り組む子,破った形から考える子もいます。生き物実物の色にこだわらなくてもよいので,子ども達は自由な発想で楽しそうに取り組んでいました。色々な作業を伴いますが,担任はスモールステップで作業を丁寧に話していたので,子ども達もすぐに理解できていたようです。

 

2組の体育は,担任のリズム太鼓に合わせてテンポよく始まります。「猛獣狩りにいこうよ」では,体育館中を駆け回り,太鼓の指示に合わせて,指示された人数のグループを作ります。また,水の中の生き物になりきろうと,飛行機になって世界中を移動し,タコ,サメ,クラゲなど,自分で表現を工夫したり,友達と協力して動きを表現していました。担任は,時々面白い動きの子どもを取り上げて,皆に新しい動きを共有させていました。

3年生防災教室

柏市消防署の方々に学校においでいただき,消防署職員の仕事について学びました。

実際に扱うホースやボンベを持ってみましたが,とても重いことがわかり,これを緊急時に素早く運ばなければならないことに驚いていました。

また,消防服も身に付けさせていただきました。こちらも熱から身を守るためなの特殊な素材で,子ども達は重さを実感していました。

体育館で映像からも学びました。びっしりと記録用紙に気付いたことを書き留めている子ども達が多かったです。

5年生の学習風景

 1組の国語で取り組んでいる教材は「世界遺産 白神山地からの提言」。日ごろ目にしない言葉が並ぶ説明文のため,担任はまず読み聞かせていました。まずはすらすら読めることが大切です。途中読みを止めて,「しかし」等の接続詞が多用であり,自分は印を付けて読むとわかりやすかったと話をしました。すると,子ども達は同じように印をつけたり,大切だと思う箇所にアンダーラインを引いたり,読み仮名をつかたりと各々に理解しやすいように工夫をしている子ども達が多かったです。

 

2組の算数は「分数の引き算」。本時は帯分数同士の引き算をどのように計算したらよいかを考えていきました。仮分数に直してから計算する子,帯分数のまま整数と分数を別々に計算する子など,各々が計算を試してどちらが計算しやすいか共有していました。最後に担任は計算した後に約分が必要な問題を出していました。実際に計算してみて,解答に違和感を感じる数感覚を要するよい機会でした。

 

5年生林間学校説明会

配布した資料をもとに,校長より林間学校の意義,学年主任より準備や施設・日程について話がありました。

子ども達が安全に,楽しく充実した体験ができうよう,ご家庭のご協力が不可欠になります。

どうぞよろしくお願いいたします。

4年生の学習風景

1組の社会科は香取市の農業。「算出額の割合」のグラフを見て,何がわかるか読み取りをしていました。グラフの読み取りは社会科で身に付ける力としてとても重要です。担任は,グラフのタイトルをはじめに注目させ,単に一番多い項目に注目させるのではなく,全体を比較してそこから何がわかるのか視野を広げていました。また,香取市がなぜ農業がさかんなのかテキストからも読み取れるように力をつけています。

 

2組の体育は鉄棒。「布団干し」「だるま」など,様々な鉄棒へのぶらさがり方に挑戦しています。足掛けぶらさがりは,少し前の地面に両手をついて降りると安全であることを理解し,実践していました。それぞれに自分で課題をみつけて,挑戦している子ども達はとても立派でした。鉄棒で身に付けられる「逆さ感覚」は子どものうちに身につけておく大切な感覚です。これを子ども達が楽しみにながら挑戦できていました。